2023年度 冬PW

2月10, 11日の2日間で滋賀県の武奈ヶ岳へ行っていきました!毎年恒例の雪山登山です。参加は自由であり、筆者は1回生のころは参加できなかったため、今回が初の参加となりました。高校の部活では何度か雪山登山を行ったことはあるものの、最後に登った時からかなり期間が空いていたので久しぶりの雪山登山に胸を躍らせていました。

1日目、比良駅に到着し、タクシーで比良イン谷口へ向かいます。去年冬PWに参加していた友人が「この辺りはもう少し雪積もってた気がする…」と言っており、勝手に少しショックを受けていました笑 ひとまずゲイターを着用し、山行を開始しました。

先ほどの心配とは裏腹に大山口に入ったあたりから次第に雪が見え始め、すぐに道が雪で覆われました。アイゼンをつけ、登山を続けます。アイゼンで雪を踏む感覚は癖になりますね!

北比良峠に到着し、少し長めの休憩を取ります。みんな坂をソリで滑ったり、雪だるまを作ったりなど童心に帰って遊びます。この遊び心はいつまでも失わずに生きていきたいです…笑 作った雪だるまにはサングラスをかけ、黄色いソリをくちばしに見立てて付けました。結構可愛くできました笑

北比良峠からはしばらくなだらかな道が続き、ふかふかの新雪を進みます。普段の登山とは異なり、足をしっかり上げつつ進まないといけないので大変でしたね。そんな道を進み、広谷に到着しました。広谷からは川沿いを渡渉しつつ進みます。夏のときとは違い、明確な道が分からないため、慎重に歩いていきます。私はここでしばらくパーティーの先頭として歩いていたのですが、積もった雪に足を取られてしまい、道も適切に選べなかったため、早々にOBさんの力を借りることになってしまいました… 雪山のルートファインディングの技術を身に着けることは今後の課題ですね。

そんなこんなで暮雪山荘へ着きました。掃除や道の整備などを終えてからはしばらく自由時間であったので、外に出てかまくらを作っ足たりなどして遊んでいました。かまくらは最終的に天井に穴が開き、完成しませんでしたが…

夕食はキムチ鍋と炊き込みご飯でした!合宿の度にご飯のレベルがどんどん上がっていっていて、嬉しいですね!!とても美味しかったです(*´▽`*)

2日目はいよいよ暮雪山荘から山頂を目指します。最後の山頂にかけての稜線も夏とは全く様子が異なっており、とても美しかったです!私はパーティーの先頭を歩いていたのですが、足元には気を付けながらも目の前に広がる景色に目を奪われていました。

そして山頂に到着しました!全員で写真を撮り、少し休憩を取ります。山荘で淹れていたホットの紅茶が身に沁みます…

下りは滑らないようにより一層足元に気を付けながら進みます。下りの道中には人の少ない大きな坂があるのですが、そこはソリで滑りながら下っていきます。私も滑ったのですが、思った倍以上に速度が出て、意外と怖かったです笑

そうして下りつつ、無事イン谷口へ帰ってきました!帰りは王将で打ち上げをしました!!OBさんから昔のワンゲルの活動の話を聞くことができて、今との違いに驚きました。ブッシュワンの話が特に印象に残っています。いつかしてみようかな…

投稿日時:2024-02-23 17:05:38
カテゴリ:冬PW合宿
コメント:0件

2022年度 冬PW 武奈ヶ岳

2023年初の更新です。遅くなりましたが、開けましておめでとうございます!

今年度の冬PWは、例年通り武奈ヶ岳に登ってきました!去年はコロナウイルスの影響で日帰りとなってしまいましたが、今回は無事1泊2日の合宿を行なうことが出来ました!

イン谷口からのスタートです。麓の駐車場には既に積雪が!最高の雪景色への期待を膨らませ、山行を開始しました。

雪山登山は未経験者も多く、不安も抱えながらのスタート。しかし、久しぶりに見る雪景色に感動して徐々に不安も吹き飛んでいきました!

晴天のおかげで、山行は超順調!

北比良峠からの眺めは相変わらずです。開けていて見通しが良く、琵琶湖を一望することも出来ます。テンションが上がり、一部ではちょっとした雪合戦も勃発。皆元気です!

標高が上がるほど雪が深くなり、膝まで埋まってしまうことも・・・北比良峠からはワカンを使用して進みました。トレースのある道がほとんどでしたが、トレースから外れて歩くことも時々。真っ新な雪面に足跡をつけるのは、幾つになっても楽しいですよね^^

宿泊したのは、比良山系の合宿では毎回お馴染みの暮雪山荘です。木々はすっかり落葉し、周囲には雪が深く積もっていました。春~秋の景色とは大違いで新鮮でした。

小屋内は極寒を覚悟していましたが、ストーブと毛布のおかげで意外に暖かく、寒さに苦しむことはありませんでした。

夕食後は、OBさん方から過去の活動についてお聞きすることが出来ました。里合宿や海外遠征の話の他に、大学の封鎖など耳を疑うような話も・・・興味深かったです!

二日目は武奈ヶ岳山頂を目指して出発しました。

道中には2mを越える雪庇が!自然にこんなものが出来るなんて、原理が分かっていても不思議ですよね。

スコップで階段を作って登ります。

急登を越え、とうとう武奈ヶ岳山頂へ到着!

山頂からの景色はもう最高です!景色の雄大さは言うまでもありませんが、雪の白色と快晴が相まって、明るく美しい世界を見ることが出来ました。遠くに見える雲海も綺麗でした!ただ、風が非常に強く寒かったです。

その後は、尻滑りを体験しつつ下山してスタート地点に戻り合宿終了です。終始天候に恵まれ、非常に快適な山行でした。OBさんには、これが通常の雪山登山だと思い込んでいるといつかがっかりするとご忠告いただきました。肝に銘じておきます!

事故も怪我もなく、無事合宿を終えることが出来ました。活動を支えて下さったOBさんの方々、本当にありがとうございました!

投稿日時:2023-02-25 21:59:36
カテゴリ:冬PW合宿
コメント:0件

2021年度 冬PW 武奈ヶ岳

部としては2年ぶりの冬山登山です!

コロナの影響で日帰りにはなりましたが、先日2月12日に、比良山系の武奈ヶ岳に登ってきました。OBの方々の指導の下、安全に山行を終えることができました。本当にありがとうございました!

ご覧の通り、冬山とは思えないほどの晴天です。雪道もよく踏み固められており(ワカンの出番はありませんでした…)、雪山特有の厳しさもありません。

そのおかげで、余裕をもって雪の世界を楽しむことができました。道中、雪玉を投げ合ったり、雪だるまを作ったり、頂上まで駆け上がったり、転げ下りたり…。

稜線に出たあとの開かれた眺望は、夏の武奈ヶ岳とは全く異なるものでした。これには一同大興奮。

今回の冬PWは天候に恵まれましたが、次回以降もこうなるとは限りません。冬山の厳しさはOBさんのお話からも察し得るところでした(過去の冬PWのブログ記事もぜひご覧下さい)。快晴・快適で大満足の冬山登山でしたが、これがまだ「ホンモノ」ではないならば、来年の冬PWも参加してみない訳にはいきませんね…。

いや、もちろん来年も快晴・快適で私は全然いいんですよ…?

投稿日時:2022-02-16 13:58:29
カテゴリ:冬PW合宿
コメント:0件

冬PW

ご無沙汰しております。58期(次期3回生)の寺川です。
まずブログ管理上の問題により、しばらく更新が滞ってしまいましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。特に、このブログを楽しみにしていただいているOB・OGさんがた、大変申し訳ありませんでした。そしてワンゲル部に興味を持ってくれている新入生の方、大丈夫です。後期も僕たちは順調に活動しています。
では、内容の方に移ります。
IMG_3995s.jpg
IMG_4004s.jpg
2月初旬に雪山に登ってきました。我が部おなじみの比良山域です。
僕は今年が初参加だったのですが、どうも聞く限り去年よりも天候に恵まれた合宿だったようです。そのこともあって、今回の山行はとても楽しむことが出来ました。初日、ずっとテンション上がりっぱなしで、雪玉投げて遊んだり、新雪の上をドカドカと駆け下りたりしていました。普段の登山では体験できないことばかりで大変有意義な時間でした。ただし、普段体験できないものは、楽しさだけではありません。
IMG_4012s.jpg

例えば谷を歩く時、素人がパッと見ただけでは雪の下にちゃんとした足場があるのか、川が流れているのか、あるいは空洞であるのか、なかなか分かりません。それに加えてパーティーの先頭で歩く人は正しい道を模索し、雪を踏み固めながら進まなければいけません。さらに二日目、武奈ヶ岳山頂に向かう稜線では視界が真っ白になってしまう程の吹雪でした。この時僕は冬山で実際に遭難している人がいるという事を実感しました。何であろうと、今までにやったことのない新しいことをするには愉しみと同時に苦労もあるものですね。今回の雪山では、その二つを実感しました。そして、その自分の初挑戦は一緒に歩いてくれた仲間がいてこそ成立するものでした。同行してくれた現役のみなさん、指導してくれたOB・OGの方々、本当にありがとうございました。
(写真・文=次期3回生 寺川和希)

投稿日時:2015-03-01 23:11:15
カテゴリ:冬PW合宿
コメント:0件

冬PW

IMG_2507.png


先日の2月8-9日に比良の武奈ヶ岳で冬PWを行いました。
阪大ワンゲルでは冬山での活動は現役のみでは行っていませんが、年に1回だけ経験豊富なOBさん方に同行して頂いて、冬場の武奈ヶ岳への登山へ行きます。夜は武奈ヶ岳にある山小屋、暮雪山荘に宿泊しますし、現役はOBの指示に従っていれば良いですから、冬山といえども特別危険を感じるようなことは特にありません。私は雪に親しみのない地域で育ちましたので、嫌になるほど雪まみれになれるこの冬PWを毎年楽しみにしています。

しかし7日の金曜日のニュースでは「10年に1度の大雪になる」などと大騒ぎしていたので、流石に今年は大丈夫なのだろうか…と不安でした。当日の朝は梅田でも雪が積もっており、このまま中止になるんじゃないか?と予想したりもしましたが、いざ山の上に来てみると雪の量は去年と同じ程度しか無かったように思います。ただ当然のごとく人気がまったく無かったので、ラッセルのし甲斐はありました…。

合宿前から分かっていたことですが、今年も曇って武奈ヶ岳からの展望は望めませんでした。上の写真は稜線を登っている最中に奇跡的に訪れた晴れ間に撮影しました。でも、どうせなら山頂で晴れて欲しかった。

IMG_2510.png


似たような写真ですがもう一枚。シャッターチャンスがここしか無かったんですよ。

IMG_2511.png


頂上に着く頃にはすっかり曇って、風も強いし寒いので早々と退散しました。私は3回目の冬PWだったのですが、まだ1度も武奈ヶ岳からの景色を拝めていません。冬は空気が澄んでおり、遠くアルプスや御嶽までも見えるらしいですが、この目で見るまでは到底信じられない話です。「アルプスを見るまでは来年も参加しない訳にはいかないな…」などど考えながら、今年も打ち上げの王将へ向かいました。

投稿日時:2014-02-12 03:23:03
カテゴリ:冬PW合宿
コメント:0件