2023年度 春合宿 屋久島

春合宿の企画として屋久島に行ってきました。

 

一日目、一晩船に揺られて屋久島に到着しました。船に乗る前よりもなんとなく暖かく感じてあぁ離島っぽいなぁとひとりでに感じていました笑。

まずはそこからバスに乗り、スタート地点に向かいます。スタート地点には大きな紀元杉があり、その強い生命力に背中を押され出発しました。

 

少し歩いたところで前乗りしていた先輩が綺麗な水場があるとの事で見に行きました。余裕で飲めるような透き通った水がとても綺麗でこれぞ”自然”と言ったものを感じました。

 

2日目は残念ながら曇り空。日本で1番雨が多い場所×ワンゲル=雨は必然かもしれません。そんな中、テクテクと登って行き無事九州最高峰の宮之浦岳に到着。

景色はまっ白でしたがなかなか達成感はありました。

またリベンジしに行きたいですね。

3日目は下りです。 

この日は屋久島の主役(?)である縄文杉を見ました。雨模様でしたがほかの観光客ともよくすれ違ったのでみんなこれを見に来ているようですね。

写真で見るよりもデカい。しかもめっちゃ高い。すごい。

他にも大きな杉などをいくつか見ながらの下山でした。

 

下から見るとハートに見えるウィルソン株。

下山し解散後の屋久島での食事。いつも山の後は油を摂取したくなるので唐揚げ定食を頼みました。海鮮が特に美味しかったです。3日間の疲れが全て吹き飛んで復活しました😋。

 

 

こうして終えた屋久島合宿でした。次は晴れの日にでも行ってみようかな……?

 

投稿日時:2024-04-05 23:33:03
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2023年度 春合宿 京都24

Q. 24(twenty-four)とは?

A. 道路を一日中歩き続ける企画のこと!

なかなか他では経験できない(狂った)企画でございます。今年の24の舞台は京都ということで!これは私が提案させていただきました。春合宿は各々が行きたい場所・したい合宿を提案し、参加したい企画に参加するという自由参加の形式がとられています。私は関西出身なんですが、京都って何度も行ったけど観光名所周辺を歩く程度で実はそれほど京都という場所を知らないなと思いまして。それにずっと歩くなら観光に寄れる場所が沢山あるところがいい!24に参加するのが初めてだったので、文字通り一日中歩き続けたら自分の足はどうなってしまうんだろう、という興味がありました。今回のメンバーは66th(3回生)2人・67th(2回生)2人・68th(1回生)私含め3人の計7人でした。

~2024/2/20~

9:00 貴船口駅集合

 京都の街から北上すると貴船という場所に着きます。霧の立ち込める神秘的な雰囲気の場所です。ここがスタート地点、しばらく山間の道を進みます。

9:30頃 貴船神社着

 朝早い時間だったからか他の観光客は少なく、静謐な空気の中参拝します。

12:30頃 金閣寺着

 林を抜け、住宅街を歩いていくと金閣寺に到着です。世界遺産に指定されているだけあってたくさんの観光客でにぎわっていました。金閣寺といえば、社会科の教科書表紙!!あのアングルを探し当てたい………!ということで優勝がこちら!

13:30頃 昼食

 金閣寺にほど近い花巻屋というお店で昼食をいただきます。私は(恐らく確かきっと)吹寄そばを頂きました。とってもおいしかった!にしんそばが有名だそうです。

15:00頃 京都御所を通過

 私は初めて来ました。敷地内を自転車が通過していたのですが、写真にも写っているほっそい轍を皆さん丁寧にたどっていくのが面白かったです。この時点で足の疲労をかなり感じる…

16:00頃 八坂神社着

 ここに着くまでの各寺社でおみくじを収集していたのですが、ついにここで凶が出てしまいました。負けじとおみくじ課金で対抗

17:00頃 清水寺着

 ここで中止か否かの打診。足はなかなかの限界状態。あとは寄る場所が少なく、あっても到着が遅すぎて入場できない、地道に歩く区間しかないとのこと。でもせっかく来たんだし、せっかくの企画だし、ということで続行!!

18:30頃 伏見稲荷神社着

 すっかり日も落ちて鳥居が幻想的に浮かび上がっていました。

20:00頃 夕食

 皆倒れこむように椅子におさまり休憩。ちょっとしばらく動けない………

23:00頃 平等院着

 真っ暗で門も締まっている…中に入りたかった。

~2024/2/21~

2:00頃

 田んぼ交じりの郊外の道を東大寺目指してひたすら歩いていきます。1時間に1回ほどのペースでコンビニというオアシスが現れてくれるので、座り込んで休憩します。はたから見たら完全なる浮浪者です。当たり前ですが全く人とすれ違わないので、合唱曲やらを熱唱。楽しい

3:00~4:00頃

 さすがにしゃべる気力が途絶える。足は自分のものじゃない棒がくっついてるみたいでズキズキ痛みます。

5:00頃

 あと少しでゴール…!歩きながら寝て電柱に顔ぶつける(!?)同期も

6:00頃 東大寺着

 歩き切りました…!!正門とか回る余力はなく、どこなのかよくわからない門の写真しかありません。

ちょうど始発の動き出す時間だったのでそのまま電車で帰宅。途中2回寝過ごしました。

 

散歩レベルMAXみたいな感じでした。結局歩いた時間は1日に届かず21時間程度でしたが、なかなかに自分の限界を試される企画だったと思います。興味のある方はぜひ来年度企画&参加してみてください!

投稿日時:2024-04-05 11:14:05
カテゴリ:春合宿
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2023年度 冬PW

2月10, 11日の2日間で滋賀県の武奈ヶ岳へ行っていきました!毎年恒例の雪山登山です。参加は自由であり、筆者は1回生のころは参加できなかったため、今回が初の参加となりました。高校の部活では何度か雪山登山を行ったことはあるものの、最後に登った時からかなり期間が空いていたので久しぶりの雪山登山に胸を躍らせていました。

1日目、比良駅に到着し、タクシーで比良イン谷口へ向かいます。去年冬PWに参加していた友人が「この辺りはもう少し雪積もってた気がする…」と言っており、勝手に少しショックを受けていました笑 ひとまずゲイターを着用し、山行を開始しました。

先ほどの心配とは裏腹に大山口に入ったあたりから次第に雪が見え始め、すぐに道が雪で覆われました。アイゼンをつけ、登山を続けます。アイゼンで雪を踏む感覚は癖になりますね!

北比良峠に到着し、少し長めの休憩を取ります。みんな坂をソリで滑ったり、雪だるまを作ったりなど童心に帰って遊びます。この遊び心はいつまでも失わずに生きていきたいです…笑 作った雪だるまにはサングラスをかけ、黄色いソリをくちばしに見立てて付けました。結構可愛くできました笑

北比良峠からはしばらくなだらかな道が続き、ふかふかの新雪を進みます。普段の登山とは異なり、足をしっかり上げつつ進まないといけないので大変でしたね。そんな道を進み、広谷に到着しました。広谷からは川沿いを渡渉しつつ進みます。夏のときとは違い、明確な道が分からないため、慎重に歩いていきます。私はここでしばらくパーティーの先頭として歩いていたのですが、積もった雪に足を取られてしまい、道も適切に選べなかったため、早々にOBさんの力を借りることになってしまいました… 雪山のルートファインディングの技術を身に着けることは今後の課題ですね。

そんなこんなで暮雪山荘へ着きました。掃除や道の整備などを終えてからはしばらく自由時間であったので、外に出てかまくらを作っ足たりなどして遊んでいました。かまくらは最終的に天井に穴が開き、完成しませんでしたが…

夕食はキムチ鍋と炊き込みご飯でした!合宿の度にご飯のレベルがどんどん上がっていっていて、嬉しいですね!!とても美味しかったです(*´▽`*)

2日目はいよいよ暮雪山荘から山頂を目指します。最後の山頂にかけての稜線も夏とは全く様子が異なっており、とても美しかったです!私はパーティーの先頭を歩いていたのですが、足元には気を付けながらも目の前に広がる景色に目を奪われていました。

そして山頂に到着しました!全員で写真を撮り、少し休憩を取ります。山荘で淹れていたホットの紅茶が身に沁みます…

下りは滑らないようにより一層足元に気を付けながら進みます。下りの道中には人の少ない大きな坂があるのですが、そこはソリで滑りながら下っていきます。私も滑ったのですが、思った倍以上に速度が出て、意外と怖かったです笑

そうして下りつつ、無事イン谷口へ帰ってきました!帰りは王将で打ち上げをしました!!OBさんから昔のワンゲルの活動の話を聞くことができて、今との違いに驚きました。ブッシュワンの話が特に印象に残っています。いつかしてみようかな…

投稿日時:2024-02-23 17:05:38
カテゴリ:冬PW合宿
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2023年度 クロカン

今年もこの時期がやってまいりました。当部名物のクロスカントリーレース、略してクロカンです。山野を駆け回り速さを競うこのレース、もちろんしんどいです。ただ、景品は豪華です。(ほんと)

 ワンゲルでは夏合宿を見据えて春からトレーニングするわけですが、それが終わり秋冬になるとゆったりした企画が多くなってきます。そんな中挟み込まれるこのクロカンは、キャンプでたるんだワンゲル部員を引き締めるためにあるに違いない、と思っています。(知らんけど)

コースとしては、大阪を代表するトレイルであるダイヤモンドトレールをほぼフルで駆け抜けます。車道のある林道ではなく、ほぼ未舗装の道を約40km(女子は30km)進みます。

えぇ、それって山でマラソンするってこと!?と思った受験生のあなた、半分合っていて半分間違っています。クロカンにもガチ勢とまったり勢がいて、途中にある中継ポイントに頼らない孤高のスタイルの人もいれば、エイド補給しつつ仲間と談話して並走する人もいます。私は前者です、どうせしんどいならはよ終わらそうと思ってるからです(笑)

 

さて、今回はそんな人からのレポートであるため、面白みにかけることをご承知ください。ちなみに、当初の目標は現役走者15,6人中5位以内でした。

1日目、小寺製作所さんに素泊まりし、来たる朝に備えます。差し入れやキッチンがあり快適の一言。感謝です。後学のために調べると、

金属パイプの製造及び各種金属加工
(曲げ、コイル巻、プレス、機械加工 等)
を請け負っているのですね。うちでいうと応理卒の仕事でしょうか。
 
2日目、4時半時に起床し腹ごしらえをして、6時からのレースに震えます。(寒さと恐怖)
喜志大橋からスタートしまして、走り出しはロード6~7kmです。6:30スタートの女子とはこの時点で実質1時間のハンデですから、当然力が入ります。(このレース、入賞するには女子を数人抜かさねばならないので、ここで差を詰めねばなりません。)
 
ロードですぐにOBさんに離されます。馬力が違いますね。また、私以外の現役はほぼ歩いていたため、開始早々真っ暗な中を1人走るハメに。気温は7℃でした。(まだ暖かい方です。)
スタート地点。(試走時に撮影)
ロードは辛いよ(試走時の方が寒かった)
以下、無心に走っていたので書くこともそんなになく記録形式です。来年以降の走者や、運営の参考になれば嬉しく思います。
 
二上山雌岳--OBさんに追いつく。エイドはお断りしすぐ出発。登山者多く、見晴らしいい。(6:47)
 
竹内峠-女子のスタート地点。セルフエイドを行い、女子と32分差であることを確かめすぐ出発。(7:02)
 
岩橋山--階段を数回頑張ればすぐつく。山頂は展望ないがベンチでセルフエイドを取る。そこからすぐの岩橋峠でドリンクのエイドを受ける。ありがたかったですが、結果的に余計だったかもしれない。この30分後女子を1人抜かす。(7:49)
 
大和葛城山---言わずと知れた大展望。エイドをお断りし山頂でゆっくりしていた女子を2人抜かして単独トップに。(例年こんなに早く女子は抜かせません。後述するように、今年はルールが特殊だったためです)(8:50)
美しい大和葛城山(試走時に撮影)
 
水越峠--最後のくだりのぬかるみが酷い。生姜湯をいただいて温まっていると、捻挫した女子1位に追いつかれたのですぐ出発。(9:18)
 
金剛山--階段多いが知れている。霰に打たれてすっかり見慣れた道を爆走し、中継地点でしっかりエイドをいただく。(この辺りからできるだけセルフエイドの方針が保てなくなる😂)OBさんとの話が弾んでいると、同期のトレマス(月水金のトレーニングを先導する人)に追いつかれ、この区間賞は取られたことに気づき焦り始める。(10:37)
金剛山から見た葛城山(試走時に撮影)
 
紀見峠駅---以降焦りながら的確にホップステップジャンプして爆速下山し、追いつかれることも無く1着でした。この区間は試走のときよりもかなり早かった。やっぱりモチベが大切なんですね。ゴールは12:35。
 
さて、今年のクロカンは実際に走った時間(=行動時間-中継地点での休憩時間)で順位が決まるため、最後の走者が着くまで順位が分からないハラハラの展開。結果は3位でなんと入賞できました(*^^*)
去年膝の怪我でそもそも参加出来ていないので、これは非常に嬉しかったです。景品も本当に豪華で、山へのモチベが爆上がりしました。
 
1位の子は走った時間が6時間を切っているとのことで驚きです。(ハンデ含めなくても負けてます。)やっぱり女子が体力つけてくると男子の順位は伸びにくいと感じましたが、それでも入賞は出来ました。
 
試走して道間違いがなかったこと、装備(特に靴)を揃えて行ったことがおおきかったです。そして何より、この春夏、現役で1番山行しているという自信が背中を押してくれました。来年はもう少しエイドポイントで休憩して、上り坂も走って午前中にゴール出来たらいいなぁ...
 
関係してくださった皆さん、本当にありがとうございました。走る時も、走る前からも、背中押してもらっているという実感がすごくて、あまり疲労せずに走りきることが出来ました。とても楽しかったです!
 
 
 
 
 
 
投稿日時:2023-12-10 10:31:14
カテゴリ:雑記
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2023年度 秋合宿 神津島

こんにちは。
今回は、神津島での秋合宿についての報告です。


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夜、東京・竹芝桟橋に集合。阪神ファンのN君はイヤホンをつけ、颯爽と登場。日本シリーズ第5戦、阪神vsオリックスを観戦しています。オリックスがリードしていましたがルーキー森下選手のタイムリーで逆転! 22:00の出航前に決着し、これで阪神は日本一に王手をかけました。合宿前に幸先が良いですね。大型客船は連休前夜ということもあり、満員でした。神津島到着は翌朝10:00。ゆったり眠りにつきます...


翌朝。大島、利島、新島、式根島と各島に寄り、最後に神津島へ。船を下りた瞬間、目の前に聳える天上山。すごく高く見えます。あれに登るのか...と一抹の不安を覚えました。
神津島は伊豆諸島に位置し、人口2,000人にも満たない小さな島です。でもアニメイト(?)があります。

 

キャンプ場へのバスを待つ間、港周辺の散策を。郷土資料館に寄ったとき、天上山に雪が積もった写真が展示されていました。ここでも雪が降るんですね! 夕食の買い出しのためスーパーに行きましたが、規模の割に品揃えが豊富で驚きました。さすがに島価格ですが。
昼食は港の食堂で定食をいただきました。私はフライ定食を食べましたが、臭みが全くなく、感動でした。


キャンプ場は集落とは山を隔てて反対側にあり、周りには何もありません。が、備え付けのテントがある・洗濯機がある・シャワーがある・調理器具が借りられる・自販機がある・バーベキュー炉がある...と、普段のワンゲルから考えると至れり尽くせりの内容でした。(そして安い)

↑BBQを楽しむ

この日、日本シリーズは移動日。明日の登山に向けて寝ます。おやすみなさい。


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2日目は天上山への登山です。
朝から快晴で、既に少し暑いですが、黒島登山口へ向けて車道を歩いていきます。


黒島登山口からは急登が始まります。しかし、よく整備されていてとても登りやすい道です。だんだん周りは背の低い草木に変わり、後ろには集落と海が見えてきます。そして山頂部の台地へ! 最初のピーク・黒島展望山からは神津島港方面の展望が開けていました。遠くからでもわかる海の美しさです。
 
裏砂漠(写真右)はまさに別世界...
昨年度の春合宿で行った伊豆大島の砂漠は真っ黒でしたが、神津島の砂漠は真っ白ですね。他に登山者もおらず我々4人だけのひとときを堪能しました。

山頂↓

山頂直下には不入が沢(はいらないがさわ)があります。ここには入っては行けないと昔から言い伝えられているそうです。沢の横を歩いていきますが、個人的にここに来るのを大変楽しみにしていました。いい天気で良かった☻

下山は白島登山口方面へ。数組の登山客とすれ違いましたが、皆さん軽装でした。全然それで登れてしまいますね。下山後は歩いて温泉へ向かいました。残念ながら露天風呂は工事中でしたが、朝からの登山で疲れた体を癒せました。


夕食はカレー。意外と、レトルトでないカレーを作るのは久しぶりな気がします。
食後、TVerで日本シリーズを観戦しました。オリックスが勝利し、決着は明日にお預け。どうなることやら...


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3日目は港に移動し、船の時間まで各自自由に過ごしました。
私は1日目に売り切れで食べられなかった金目鯛の煮つけ定食をいただきました。

身はもちろんですが、肝が特に美味しい☆
港で船を待っていると急な雨に見舞われました。前日でなくてよかったです...
帰りは下田行きのフェリーに乗船。東京と比べるとあっという間の到着です。

個人的な話ですが、アフターで韮山の反射炉や修善寺温泉を観光しました。
もっと時間があれば天城トンネルとかも行ってみたかったです。


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神津島での3日間は短かったですが、島のゆったりした時間の中で、美しい自然や美味しい食べ物を存分に楽しめました。今度は八丈島や小笠原諸島にも行ってみたいな~と思いました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ところで阪神は38年ぶりの日本一を掴みましたね。竜党としては羨ましい限りです...