ご無沙汰しております。58期(次期3回生)の寺川です。
まずブログ管理上の問題により、しばらく更新が滞ってしまいましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。特に、このブログを楽しみにしていただいているOB・OGさんがた、大変申し訳ありませんでした。そしてワンゲル部に興味を持ってくれている新入生の方、大丈夫です。後期も僕たちは順調に活動しています。
では、内容の方に移ります。
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2月初旬に雪山に登ってきました。我が部おなじみの比良山域です。
僕は今年が初参加だったのですが、どうも聞く限り去年よりも天候に恵まれた合宿だったようです。そのこともあって、今回の山行はとても楽しむことが出来ました。初日、ずっとテンション上がりっぱなしで、雪玉投げて遊んだり、新雪の上をドカドカと駆け下りたりしていました。普段の登山では体験できないことばかりで大変有意義な時間でした。ただし、普段体験できないものは、楽しさだけではありません。
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例えば谷を歩く時、素人がパッと見ただけでは雪の下にちゃんとした足場があるのか、川が流れているのか、あるいは空洞であるのか、なかなか分かりません。それに加えてパーティーの先頭で歩く人は正しい道を模索し、雪を踏み固めながら進まなければいけません。さらに二日目、武奈ヶ岳山頂に向かう稜線では視界が真っ白になってしまう程の吹雪でした。この時僕は冬山で実際に遭難している人がいるという事を実感しました。何であろうと、今までにやったことのない新しいことをするには愉しみと同時に苦労もあるものですね。今回の雪山では、その二つを実感しました。そして、その自分の初挑戦は一緒に歩いてくれた仲間がいてこそ成立するものでした。同行してくれた現役のみなさん、指導してくれたOB・OGの方々、本当にありがとうございました。
(写真・文=次期3回生 寺川和希)