2023年度 三次予備合宿 北岳

8月に行った、三次予備合宿の報告になります。

今年度の三次予備の目的地は、南アルプスの北岳。標高は富士山についで日本第二位の3,193mです!

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台風の影響により、本来の予定より1日ずらしての山行となりました。
初日は甲府駅に集合後、タクシーに分乗して広河原へ。広河原に近づくにつれて強まる雨…。
しかし、到着して数十分で小雨になり、無事テントを立てて泊りました。

2日目は、広河原から北岳肩の小屋まででした。息をつく間もないような登りで、へとへとになりました。
白根御池小屋では、ヘリの荷揚げを間近で見られました。かっこよかったです。
途中、大阪公立大の方と偶然にもお会いしました。かなり先まで縦走されるとのこと…凄い。

 

夕方、肩の小屋前から見た日没は息を飲むほどの美しさでした。
ブロッケン現象も、ぼんやりと見られましたよ。
(寒い)

 

3日目はついに北岳へ。
朝から快晴で素晴らしい景色が眺められました。富士山の姿もバッチリ!
ただ、午後から雨の予報だったため、予定していた間ノ岳までの縦走は取り止めました。午後からは予報通り雨が降り、雷も鳴っていました。

 

4日目は肩の小屋から広河原、そして甲府まで下りました。

今回の合宿では、歩行中には雨に降られることもなく、素敵な景色を楽しめました。
一方、体調不良者などを出してしまい、幸い全員が自力で下山できたものの、反省点の多い合宿となりました。安全な合宿を行えるよう、改善していきます。

 

2022年度 三次予備合宿 燕岳・大天井岳・常念岳

コロナ禍で活動が縮小され、3年ぶりの開催となった三次予備合宿…

今回の行き先は、北アルプスの燕岳、大天井岳、常念岳! 65期、66期、67期とも、部の活動として高山に登るのは初めてとなります。

8月16日、松本駅に集合し、前泊地となる旅館に向かいます。大阪から青春18きっぷで来た人も多く、長旅で既に疲れ気味。しかし、気持ちの良い温泉でリフレッシュできました。

翌朝、登山口となる中房温泉で体操をしていると、パラパラと雨が…急いでレインを着ます。燕岳への登りの間も雨は降り続け、びしょ濡れになってしまいました。稜線上は風も強く、もともと予定していた燕山荘~燕岳のピストンはあきらめ、皆テントに籠もりました。夜になると雨風はますます強くなり、眠りを妨げてきます。

次の日、目が覚めても雨は止んでいません。この日予定されていた常念乗越までの縦走は絶望的となり、合宿の行く末に不安が募っていましたが、8時頃ついに青空が見え出しました! このチャンスを逃すまいと、大天井岳へ向けて出発します。稜線の西側では、下からの強風で体が冷えてしまうのに対し、東側では風もなく暑さを感じるほどでした。大天井岳山頂は雲の中で展望は全くききませんでしたが、ピークを踏めたことで一同顔が晴れました。この日は予定を変更し、大天荘の前で幕営しました。

合宿最終日は、素晴らしい朝日を眺めるところから始まりました。槍や穂高の山並みを眺めながら歩くと、荷物も心なしか軽く感じられます。常念岳山頂にも無事辿り着き、存分に景色を楽しみました。そして、一の沢登山口まで一気に下山しました。

下界に戻ると、アルプスの涼しさ(寒さ?)が恋しくなります。天気に振り回された面もありましたが、充実した山行になったと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

三次予備合宿

待ちに待った高山合宿!!
64期の中には初めて高山に上る人も。
山行前日は中房温泉にてテント泊。

ワーク練もきっちり終え、明日晴れることを祈りつつ就寝。

さて1日目。
...

ねえ、今から晴れるよ!(ある部員による発言)
燕岳までの道のりは長く、人の往来が多く、さらに景色は微妙と、
山頂付近にある小屋に到着したころにはみんなかなり元気を失っていました。

しかし、燕山荘から見える景色は...

すごい。晴れました。

まさにこれが高山。散々焦らされていただけにその景色は格別でした。これからの山行への期待が高まります。

燕山荘に宿泊し、そして2日目。
外に出ると...

これは絶景。この景色に64期だけでなく63期も大興奮です。

今回の合宿は、計画を変更し2日目で下山となりました。

夏合宿でもまたこんな景色が見れますように。

 

 

 

平成30年度 三次予備合宿

 高山での、また数日間の合宿に慣れるための錬成合宿として、私たちは8/12から8/12にかけて白馬岳を登りました。白馬岳は北アルプス北部にある標高2932mの山で、長野県と富山県にまたがっています。日本最大の設計があることでも知られ、人気を呼んでいます。

 0日目(実際に山に最初に登る日を1日目として、それより前の日のことを0日目と呼んでいます)には、先述の大雪渓の一部をピストンしました。景色の良さに加え、積もった雪が涼しい風を送ってくれたので、夏の暑さに苦しんできた私たちにとってはまさに清涼剤でした。

 

 

 1日目、ここから本格的な登山が始まります。この日は白馬尻小屋から白馬鑓温泉小屋まで登りました。山行中ほとんどの時間において雨が降っており、ジメジメとした暑さの中ずっと雨具を着続けることになったので、なかなかに精神を削られてしまいました。しかし、この日に泊まった白馬鑓温泉小屋には名前から分かるとおり、温泉があったのです!男風呂に関しては外からあまりにも丸見えだったとはいえ、気力体力ともに疲労しきった私たちにとっては、あまりにもありがたい代物でした。

 

 2日目は白馬岳頂上宿舎まで登りました。この日は標高の高いところを縦走する時間が多く、雄大な景色を楽しむことができました。序盤は少し危険なところを登ったのでメンバーが全員無事で本当に良かったです。先日に加え、雨のせいで外ワーク錬が最後までできなかったのは少し残念です。余談ですが、中の人は出身が富山県なので、山から故郷を見下ろしたときは心に来るものがありました。

 3日目、遂に最終日です。白馬岳の山頂を通り、白馬岳蓮華温泉ロッジまで歩きました。最終日は0日目を含んだ4日間のなかでも格段に天気が良く、景色もとても素晴らしいものでした!高山における楽しさを存分に味わうことのできた山行でした。白馬大池山荘を過ぎた後は延々と急坂を下り続ける道だったので、最後とはいえ気が抜けませんでした。

 63期にとっては初めての高山ということもあり、体力的にはかなりきつい登山でしたが、標高が高いからこそ楽しめる点をいくつも味わうことの出来る合宿でした。また機会があれば、白馬岳を登りたいと思いました!

 平成30年度3次予備合宿については以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

平成28年度 三次予備合宿 in 中央アルプス・木曾駒ヶ岳

三次予備合宿とは前期メイン活動となる夏合宿へ向けて高山へ慣れる為の最後の錬成合宿です。今回は、8/14〜8/17を使って木曽駒ケ岳に登ってきました。木曽駒ケ岳は中央アルプス最高峰の2,956mの山で、ロープウェーもあり登りやすいことから、中央アルプスの中でも人気の山です。

今回の合宿の予定は小黒川渓谷キャンプ場で一泊し、1日目に桂木場から登り西駒山荘まで、2日目は千畳敷のほうまでピストンをして駒ヶ岳頂上山荘まで行き、3日目に北御所登山口の方へ降りるというコースでした。

1日目の桂小場〜西駒山荘にかけては1000mアップを含む急坂があるキツいコースだったのですが、それに加え雨まで降ってきてメンバーの気力がガリガリ削られていました。稜線も霧に包まれており、展望がなかったので初日からモチベーションが下がっていました……しかし、1日目はテントではなく西駒山荘での宿泊!雨で濡れた雨具や靴も干したり、風が完全にシャットアウトされた空間であったかいご飯を食べることが出来たので、ここで大分体力が回復しました。

  

2日目は予定では木曽駒の方まで行く予定でしたが、メンバーの体調不良により西駒山荘でもう一泊していくことに。山荘付近から北アルプス、南アルプスが見渡すことが出来たりしたので暇することなく休養できました。

 

3日目は本命の木曽駒ケ岳に登りました。あいにく、木曽駒ケ岳山頂ではガスが出て景色は見られなかったのですが、山頂までの稜線では晴れて高山の楽しさを味わうことが出来ました。自分が歩いてきた道や、これから歩いていく道、目標の山頂などが見渡せるのはいいものです。

  

木曽駒ケ岳の後は、荒々しい宝剣山などを見ながら千畳敷の方へ。千畳敷は観光スポットのようになっており、フルザックでたくさんの人とすれ違うのは体力的にも精神的にも大変でした。合宿で通る場所ではないですねあそこは……千畳敷を下っている時には気づかなかったのですが、下り終わった後に振り返ってみると壮大なカールが!あそこまで大きいものは見たことがなかったので興奮して何枚も写真を撮ってしまいました。

  

2日目に停滞したことや、台風が接近しているということもあり、今回の行程は千畳敷で終了になりました。千畳敷からロープウェーで下り、下界で打ち上げをして合宿終了です。

合宿は途中終了してしまいましたが、61期に高山の辛い点だけでなく、3日目のような楽しい点も味わってもらえたと思っているので、山行としては成功したのではないでしょうか。また木曽駒ケ岳の雄大な姿を見ながら稜線を歩いてみたいです。

平成28年度三次予備合宿については以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。