10月になり、大学の講義も後期日程に入りました。夏休みの自堕落な日々を名残惜しく感じる中、10月12日、13日は毎年恒例の山小屋Wが行われました。皆さん山小屋Wはご存じでしょうか。まぁこのブログを読む人は阪大ワンゲルの関係者くらいなので知っている方が殆どだと思いますが、このブログが奇跡的にうちと関係ない人に読まれている可能性に賭けて山小屋Wとはなんぞやというのをアピール、もとい説明しながらこのブログを書き進めたいと思います。阪大に来る新入生に読まれてたらいいなぁー!
1日目
山小屋W初日。まぁそもそも山小屋Wって何なのかという話ですが、まず大阪大学ワンダーフォーゲル部は滋賀県の比良山武奈ヶ岳に山小屋、「暮雪山荘」を所有しています。阪大で山小屋を持っているのはうちだけ!たぶん。そして、この山小屋の掃除や補修、整備をしに行く合宿がこの山小屋Wです。
今回はガリバー旅行村から暮雪山荘のある広谷へ行きます。今年は数年ぶりにOBさんと一緒に登ります。コロナの影響でずっとOBさんは同行できなかったのですが、山小屋WではOBさんと一緒に登るのが恒例です。今回はOBさん4人とOBさんのお子さん1人が同行します。

山小屋までの道のりは毎年恒例ですが、渡渉が多く、岩が苔むしていて滑りやすかったです。しかしそれより、OBさんのお子さんが最後まで元気いっぱいで歩いていて凄かったです。

暮雪山荘に到着すると、山荘に蜂がいるということでしばらく避難することになりました。しかし、OBが煙を使って追い払ってくれたので無事合宿を続行することが出来ました。OBさんって凄いですね。

山荘内に荷物を入れたら土木作業の開始です。今回は山道の整備がメインの仕事です。

内ワーク(夕食の準備)の時間になりました。山小屋Wでは普段の合宿よりも食事に拘ります。今回の夕食のラインナップはこちら!
1Party: マッサマンカレー
2Party: チーズダッカルビ
3Party : 鶏肉のビール煮と栗ご飯
どのPartyも美味く出来ました!

2日目
2日目は朝、全員で武奈ヶ岳山頂へピストンしました。頂上は晴れていて、朝日が心地よかったです。

山小屋へ戻ったら作業の続きです。朝から労働って大変ですね。そしてキリがいい時間で終了。下山です。これで今年の山小屋Wは終わりです。下山中の写真もあげておきます。
2023年もこの時期がやって参りました。当部が武奈ヶ岳の広谷にて所有する、暮雪山荘を修繕します。夏合宿後に行う初めての合宿であり、年間通じてこの山荘にはお世話になる訳ですから、1年の一区切りにあたる行事として私は認識しています。

写真;暮雪山荘
小屋の清掃からペンキ塗りに始まり、木道整備やトイレ周りの修繕など様々なことをしなくてはならないので1泊での山行となります。
①小屋の清掃---溜まっている埃を吐き出しました。気になるのは入って左下の棟に液体がこぼれたような跡があり、若干カビっています。来年の山小屋Wにて対応することになりそうですが、困ったものです。

写真;布団を干すワンゲル部員たち
②屋根のペンキ塗り---小屋の屋根にハシゴで登り、赤錆色のペンキで塗っていきます。やはり日光が当たる部分のペンキは禿げが少しあり、毎年の塗り替えが必要です。この作業は高所でのものなのでスリルありますが楽しいです。

写真; 暮雪山荘の屋根はとってもスリリング
③木道整備---広谷を流れる小川から暮雪山荘までの木道を整備します。一旦全て木材を取り除き、新たなものとツギハギしつつ何とか完成に至ります。番線と釘が足りなくてコの字型のもので固定したのが良くなく、早速いくつか抜けていました。暮雪山荘前の木道から先の尾根に向かわれる場合は、利用される際に木道が動かないか確かめてからお使いください。(後で倉庫いじくっていたら番線も釘も大量にありました( ̄▽ ̄;))

写真; 木道を整備するのはやっぱり重労働

写真; 問題の木道。いとおそろし。
④トイレ修繕---去年の台風で倒れてしまったバイオトイレを立て直し、四隅に杭を打ち付け木材で固定しました。来年まで保つかは未知数ですが、期待出来ると思います。

写真; トイレ整備とは即ち、快適な山小屋ライフのこと!
⑤土嚢整備---小屋の山側を土嚢で固めます。土をスコップで掘るのですが、これがなかなかの重労働。木の根も張っている中での掘削なのでなかなか進みません。腰がやられないように注意して行い、無事必要数を達成。

写真; 土嚢詰めも重労働
⑥倉庫整理---代々のワンゲル部員が山小屋で持ってきた廃品を持って帰ります。この作業は、今までずっと放置されてきたみたいで、大量にさびた防腐剤、ペンキ缶がありました。

写真; 問題のブツ。物体X。歴代OBの負の遺産。
倉庫整理にて全てでは無いですがかなりの量を回収し終え、無事に比良駅に着いたはいいのですが、経年劣化で鋭利になった一斗缶が何重パックしようが袋を貫通してしまいます。数人が漏れの被害に遭い、比良駅で大慌てで対処します。ありったけの持参ゴミ袋と新聞紙を駆使しますが、大量の有機油の前には応急処置でしかありません。健康被害はなさそうですが、とにかく鼻が正露丸のような匂いにやられます。急遽打ち上げをやめて全員で部室に向かうことに。
大変なことも多かった合宿もなんとか無事に終わり、貴重な体験がたくさんできたと思います。
以下、登山風景です。興味あればご閲覧ください。

写真1; 武奈ヶ岳のリンドウ

写真2; 紅葉はじまる武奈ヶ岳はすぐそこに

写真3; 武奈ヶ岳から見下ろす琵琶湖は小さいが大きい。

写真4; 山頂にてくつろぐ

写真5; 山頂にて遅れた先発隊を待つ

写真6; 琵琶湖もまもなくススキの頃合い

写真7; 北比良峠ながめよし。
11月9日から10日まで山小屋ワンに行ってきました!もちろん滋賀の暮雪山荘です。
去年は60周年記念行事として、側面のペンキが全て塗り替えられ、階段が新しくなり、内装もとてもスッキリと綺麗になりましたよね(*´꒳`*)
今年はもともと10月12日から14日の3日間を予定していたんですが、あいにくの天気で1度流れています…急遽日程変更となったため、ほとんど現役(OBさん2人含む)だけでの活動となってしまいましたが、1ヶ月ズレたおかげで、紅葉が見られたのは収穫ですね!( ̄▽ ̄)

今回の主な目的は、「木道の整備」と、「屋根のペンキ塗り」、「砂利集め」でした!
時期が時期なので、暮雪山荘とはいえ、ものすごく寒かったです😰😰

暮雪山荘付近の道は、ご存知の通り、いつでも沼のようになっています😢そこをすいすい進むために木道が整備されていますが、どんどん沈んでいってるんですよね。。木道の整備は毎回の山小屋ワンでやっていますが、今回も埋もれながらも行いました!

屋根のペンキ塗りでは、下から塗るのは難しいので、屋根の上に登ってローラーで塗っていくしか無いんですよね(∩´﹏`∩)
下から見てたらそうでも無いのですが、実際上に登ると、気を抜くと滑るので、細心の注意が必要なんです。それでも楽しかったですけどね(*´꒳`*)

砂利はセメントの材料です、来年の山小屋ワンで階段の土台をセメントで固める予定なので、そのための準備です(ง •̀_•́)ง
この作業が辛かった…!川底の綺麗な砂利を取るのですが、もう冷たくて冷たくて…!大量の砂利が必要なので、土嚢袋に入れては運びを何度も繰り返しました。

下山時の天気は快晴で、北比良峠では入部してから1番綺麗に琵琶湖が見えました。頑張った甲斐がありましたね☺☺

今回の合宿で暮雪山荘がまた綺麗になってしまいました!(*´꒳`*)
最近来ていないOBさん方、久しぶりに来られたら驚くかも知れませんね😙
今後とも、暮雪山荘をよろしくお願いします!
山小屋Wに行ってきました!
今年の山小屋はなんといっても60周年記念なのでOBさんもたくさん来られて、荷揚げも含めて大変な1週間になりました(´Д` )半年間使っていて、それほど汚いと思っていたわけではなかったですが、改装すると感激でしたね(*´꒳`*)

外見ももちろんですが、中の清潔感がグッッと上がった気がします(๑˃̵ᴗ˂̵)b

完工式ではOBさんたちによって昔の様子が語られ、山小屋に対する愛着が増しました
これからも大事に山小屋を使っていきたいです!