2025年度 夏合宿(南組)vol.1

整いました!  登山とかけて天津麻婆ととく。その心は...

どちらものぼ郎の得意分野です(笑)どうも、69期のワンゲル亭のぼ郎です!(爆笑)

 

ブログの更新をサボタージュし始めて5か月、後期もとうとう終わってしまいました。

「人間は自由の刑に処されている」などというサルトルの名言がありますが、ちょっと!! これのぼ郎のこと言ってるだろォォォォォォォォォォォォォォ!!

さすがにそろそろ書くってばよ。 

僕のブログを心待ちにしてくれてたみんなには本当に申し訳ないです(・ω<) メンゴ☆彡

 

さて今回は、今は昔の9月1日から6日にかけて北岳周辺の山々で過ごした南アルプス組の夏合宿の思い出をできるだけありのままに記します。

 

マイナス1日目:8月31日(のぼ郎のいちばん長い日)

貧乏暇、、、、、、、、、、、、、あり。 

金がなくとも時間だけは人一倍ある万年金欠集団OUWVは、新幹線?特急あずさ(HTT)?とか言う乗り物など無論使うはずもありません。集合場所の甲府駅までは夜行バスで移動する者、またはオール在来線で移動し、ホテル快活クラブ甲府上阿原店に前前泊する者に分かれました。

のぼ郎には夜行バスの乗り方がわからぬ。けれども、調べようとする気も起きぬ。

恥を忍んで周りに聞いてみるという手もありましたが、かく恥は減らしていくのが僕の生き様。知らないことがあってもいいんです。人生のオ・タ・ノ・シ・ミってやつですよ((笑

結局、みどりの窓口で学割切符のみを購入しまして、青春18きっぷが使い物にならなくなった昨今での移動において恐らく最安値をたたき出しました!(夜行バスのほうが安かったらしい)

 

69期のA(昆虫版ムツゴロウ)と電車内で合流し、2人で甲府に向かいました。

僕らは本当に邪魔でした。しかし、ここで秘伝技。ワンゲラー(臭臭泥)の小さくなる!足でザックを挟み込む。回避率2段階上昇。しかしザックのせいで元の体積が2倍。体当たりの命中率は3/5×100×2=120%(第五世代以降)。

デカザックに乗車賃がかかる日はそう遠くないのかもしれません。

 

それにしても南アルプス組の69期は山の拗ね者。

この合宿にはもう一人69期Bがいるのですが、まともな連絡をよこしてきません。

どうやら人間行き着くところまで行くとヒカキンになるようですね((アハw

もう知らねぇ

 

前回の三次予備合宿のときの道のりをさらに長く伸ばしただけの電車旅は約10時間。

辛い旅を乗り越え、19時頃にようやく山梨学院大学の牙城、酒折に着きました(´Д`)フゥ

 

今回食当の係が割り当てられていた僕は、早速食料の買い出しに向かいました。

ここで、緊急事態発生!!

今回メンバーに共有した食事の計画ではシチューと麻婆豆腐を作ることを約束していました。

ところがどすこい、酒折のスーパーには乾燥野菜、スキムミルク、常温で保存できるタイプの豆腐がありませんでした。ウープス。やっちゃいましたw

そこで、シチューはビビンバに変更、豆腐は高野豆腐に変更。高野豆腐は2パック買いました。貴族なのでwww。春雨にしなかった僕をほめてほしいです。

 

そんなこんなで買い出しを終え、宿へ向かう。宿といってもいつものごとく快活クラブ。

僕も1年の頃は、ネットカフェに泊まることに対して確かに抵抗はありました。でも気付いたんです。横になれるフラットなシートと雨風をしのげる屋根さえあればもう十分なんですよ。

北組の69期はホテルに前泊したそうです。お高くとまっていやがりますね。二つの意味で(爆笑)

 

0日目:9月1日(先輩の喜びで気温が上昇してお姉さんに写真を撮ってもらった日)

平民なので深夜8時間パックをギリギリまで攻めて快活を6時に出て甲府駅に向かいました。9時半の集合時間にはまだ時間があったのでホームの待合所で休んでから改札を出ましたε=(´o`*)フゥ

駅前に出てみると、すでに夜行バスで来たメンバーとヒカキンがいました。

なんだか68期の先輩がそわそわしてる。GPA1.0をとったらしい。ちょっー!なんでなんでー?それってオールCってことですよね!!そんな偶然ってあるーwww

興奮して気温上がってるよ!!

そんなところにお姉さん登場!!どうやらこの日、甲府で最高気温が更新される予報が出たようでして、お姉さんは僕らの暑そうにしている写真を撮りたい記者の方でした。

先輩のその強運分けてもらいたいものです。

さて、この日はまたしても移動日ということで、バスで広河原のサイト地まで。

もちろん貸し切りではなく、普通の路線バスなのでザックは膝上に。且つ後ろから詰めて座っていきます。こういうところで積徳です☆

って全然人乗って来ないじゃないですか!アッシの脚が圧死するところでしたよ!

まあ、足なんて飾りですからねwドン( ゚д゚)マイ

 

 

意外と長い2時間ほどのバスの旅を終え、広河原に到着。

さっさとテント張ってあそびますヨ。

このサイト地の側には川が流れていて、とても気持ちがいい場所です。夕食の準備までみんなでパシャパシャします。

 

さてさて、夕食の準備の時間ですね。

麻婆豆腐、もとい高野豆腐麻婆豆腐作っていきます。

僕が食当をする合宿で失敗はしない、させない、許さない。緊張が走ります((ゴクリ

 

まずは高野豆腐を水で戻していく。もちろんたっぷりの南アルプスの天然水で。贅沢に使っちゃいますよ。悪いね。

ハ、ハ、ハメられたー!! 高野豆腐が膨張して大コッヘルから溢れました。

されど焦ることなかれ。絞れれば良いだけのこと。みんな僕の調理法に目を丸くしています。

ははは。みなさん、僕は高野豆腐関係者じゃなくて、単なる料理上手の大学生ですよー!!

 

 

なぁにー?それでもまだあふれるんですか? 食え。

そんなこんなで完成した高野豆腐麻婆豆腐、いざ実食。

 

ブシュ! 不味い!

 

一言で表すのなら味の付いたスポンジ。玄人向けの複雑な味わいになってしまいました。

主に70期の有志で構成された残飯処理班の協力プレイで残飯ゼロ((ヤッター

今回はここまで!! 

 

投稿日時:2026-02-09 18:09:31
カテゴリ:夏合宿
コメント:0件

2025年度 夏合宿(北組)

はじめに

こんにちは。69th外国語学部2回生の谷川です。

今回は9月1日から9月4日にかけて行われた夏合宿の模様をお届けします!

行き先は槍ヶ岳です。果たして辿り着くことはできたのでしょうか、、、

結論から申し上げますと(就活モード)、台風15号の影響により3日目にエスケープを余儀なくされてしまいました。エスケープとは、予定のルートを諦めて下山することです。まじ台風許すまじ。もしかすると、上記の日程の短さから察しがつく方もいらっしゃったかもしれません。

ぐちぐち言ってても仕方ないので、前泊日の9月1日から順に書いていきますね。

0日目(9月1日)

集合時間の松本駅11時30分集合に間に合わせるべく、大阪駅5時発の始発電車に乗車します。待ちに待った夏合宿を目前に、舞い上がっていた僕は4時20分ごろに大阪駅に到着しました。

左の写真はルクアとヨドバシの間の通路の様子です。早朝4時30分時点では通路が塞がれていました。19年間大阪で育ち、自称梅田マスターの僕でも、この光景は初めてお目にかかりました。すげー。

午前11時30分、松本駅にデカザックを持った若人が続々と集まります。その数そこそこ驚異の18人、しかしデカザックのせいで存在感は倍以上にもなっていたことでしょう。実質36人卍

この時はエスケープするとも知らず、北組69th6人の中で最弱GPA筆頭候補のK氏の成績を全員で見守っていました。(写真右)

結果は2.8台。なんや普通に高いやないかい。僕たちは1台を予想していてだけにすごく残念です。エンターテイメントの心は大阪に置いてきたのか?K氏は「今までで一番怠惰に過ごしたのに、、、俺生きるのうますぎる!!!」と供述していました。彼には2年後期に僕らの期待に応えていただけると信じています^^

松本駅からは穂高駅まで電車で移動した後、タクシーで前泊地の中房温泉に向かいます。

 

うーん、これは激ヤバ集団OUWV⭐︎周りの目線は気にも留めず足早にタクシーに乗車します。

中房温泉では温泉に入ったり売店でお菓子ジュースを買ったりと、夏合宿ならではの過ごし方で決戦の朝に備えます。

1日目(9月2日)

始まりの朝、鳥たちのさえずり、川のせせらぎの音で目を覚ます。ことはなく、普通にleaderさんの「起床!!」の声で目を覚まします。この軍隊じみた朝活も2回生になると慣れたものです。ちゃちゃっとパッキング、テントの撤収を済ませ、松本駅のスーパーで購入したパンを頬張り、いざ出陣!

この日は燕山荘を目指しひたすら急登を歩いていきます。さすが北アルプス3大急登の1つなだけあって屈強な部員たちの体力、精神力をいとも簡単に奪い去っていきます。

実は僕は中学一年生の時に14kgという今思えばとんでもなく軽い歩荷で同じルートを歩いたことがあります。その時はどれだけ登っても終わりが見えてこない絶望により、歩いている途中に人知れず涙を流しました。

あれから7年経った今、この登山道に並々ならぬ思いを抱いていた僕は疲労を一切感じることなく登りきりました。うん、その予定でした。同期に「顔白いで」と言われるまでは。歩荷が2倍になっているのを忘れていました。「普通にきつい、倒れそう」とか考えていると、合戦小屋が見えてきました。

ここの名物はなんと言っても甘いスイカ!!美味い、美味すぎる、、、

ここまで仮死状態の僕でしたがスイカで体力大幅回復し、一気に山頂を目指します。

約2時間後、燕山荘到着!!!

 

それまではなかなか見れなかった高山らしい景色が、ここにきて目に飛び込んできます。3日後に登頂予定の槍ヶ岳も見えました。ひとまずテントを建てて休憩し、ピストン装で燕岳山頂を目指します。28kgからいきなりピストン装での山行だったので脚の力の入れ具合がいまいち掴めず、何度も勢い余って転けそうになりました。

ピストン装ならではの苦戦を強いられつつも30分ほどで燕岳山頂到着しました。19人で山頂に押し寄せたものですから、一般の方が気を使ってどいてくださいました。誠に申し訳ございません。山頂は10数分ではあるものの、我々の部員でハイジャック状態になってしまいました。正直あまりよろしくないですね、とっとと山荘に戻りましょう。

この日からご飯は自分たちで作ります。この日の夜ご飯はシチューをいただきました。次の日は当初の工程の中では一番きつい山行になることが予想されたので、早めに寝て体力全回復を図ります。

2日目

パラパラ雨!全回復しかけていた体力も半減です。個人的な意見ですが、山行中の雨はそこまで嫌いではありません。寝ている時やテント撤収の時に降られるのが一番辛いと思います。パラパラ雨なうちにテント撤収を済ませて朝ごはんをいただきます。僕のパーティは気まぐれシェフO氏考案の卵かけご飯をいただきました。卵かけご飯は今までやったことがなかったのですが流石シェフ、初めての試みであってもしっかりと結果を出してきました。非常に美味しかったです。

この日目指すのはヒュッテ西岳。アップダウンが激しい稜線を歩いていきます。

途中、大天荘に到着しました。ここでデカザックをデポして大天井岳山頂に手ぶらで向かいます。「デポする」とは、荷物や装備を登山道や山小屋などに一時的に置いておく行為を指します。ちなみに大天井岳の正式な読み方は「おてんしょうだけ」のようです。

 

頂上到着しました。こう見えてガスってない、、、?いやめちゃくちゃガスってるだろ。前日の天気予報や気象図から察してはいましたが、この日は雨は降らないもののこの上なくガスっていてあまり天気に恵まれませんでした。幸い山頂でも電波がつながったので天気予報を見てみると、あら台風さんこんにちは。3日後に長野県直撃ではありませんか。ほんまに笑えない。ひとまず大天荘に戻り、今後どうするかをleaderさんが話し合っている間、身を寄せ合って寒さを凌ぎます。

30分後出た結論は、槍を諦めてエスケープし、今日中に常念小屋を目指すというものでした。悔しい、悔しすぎる。あんなに楽しみにしてたのに。leaderさんたちはこれまでの集大成である自分たちが企画した夏合宿を、なんとしても完遂したいと思っていたはずです。そんな中、正常な判断を下せる先輩方は本当にすごいと思います。気持ちの切り替えがつかないまま、常念小屋に向かいます。

2時間かけて常念小屋到着しました。向かっている途中ずっと落ち込んでいた僕でしたが、お金さえあればなんでも買い放題の山荘を目の前にすると、嫌でも気持ちが好転します。コーラ1本、リンゴジュース1L1本、ラーメンを購入しました。なかなかの太客です。次の日には下界に降りることが分かっていたので、6日目で使う予定だったお金をこの日に注ぎ込むことができました。

山荘の中でラーメンを食べていると、よからぬ見出しの英字新聞を見つけてしまいました。これ以上気を落としたくないので外に出ると、

左写真中央部をよくみると槍ヶ岳が見えますね。なんて日だ!夜はこれでもかというほど星が綺麗でした。次の日は一ノ沢まで一気に下山します。これで夏合宿が終わってしまうのかというどこにもぶつけようがない寂しさに襲われながら眠りにつきます。

3日目(9月4日)

ついに最終日を迎えました。日の出とともに下山開始です。美しい朝焼けを前に、パーティの士気が上がります。

午後から雨とのことなので午前中に下山できるようにスタスタ歩みを進めていきます。約4時間30分後無事下山完了しました。みんなお疲れ様、これにて夏合宿終了です。またリベンジしよう、サブザックで、そう心に誓いました。

終わりに

いかがでしたか?僕自身このブログを執筆していてすごく楽しかったし、あっという間でした。ここまでの文字数は実に3200字を超えています。レポートの3000字はすごく長く感じるのに、、、レポートもこれくらい楽しく執筆してみたいものです。

合宿自体は残念な結果に終わってしまいましたが、それでもこのブログの執筆がこんなにも楽しいのは、合宿中のいいこと悪いこと全てが「良き思い出」として心に深く刻まれているからだと思います。思い出にマイナスなんてありません。こうした思い出を絶対値として捉えることが山行を楽しむ上で最も重要なことだと思います。この考えを胸にこれからのワンゲル人生を謳歌していきたいです。

少し深そうでそうでもないような話をしてしまいましたが、ここらへんで筆を置きたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

参考資料

https://youtu.be/QnN25MX7QkY?t=1227

2024年度 夏合宿 北海道

9月1日~8日にかけて、夏合宿に行ってきました。

8日間の日程ですが、実際の山行は4泊5日で、山に入ったのは9月4日です。それまでは移動に費やされ、北海道の遠さを実感しました。到着すると、あの大阪と同じ国とは思えないほどの涼しさで、テンションが上がったのを覚えています。

今年度の山行は本当に天気に恵まれ、今回も肝心なところで全て晴れたこともあり、良い景色をたくさん見ることが出来ました。

1日目は、トムラウシ山の直前まで行きました。後から考えれば、この日が一番体力的に大変だったかもしれません。

2日目は、トムラウシ山、化雲岳に登りました。景色も良かったです。その日の夜に大雨が降りテント内が浸水するなど事件もありましたが、休養日の3日目には天気が回復し、広い原っぱでの昼寝が本当に気持ちよかったです。

 

4日目には、化雲岳などに登りました。普段の生活で絶対にお目にかかれない景色に惹かれ、写真も多く撮りました。

そして最終日には北海岳と、この合宿最大の目玉である北海道最高峰の旭岳に登りました。朝はまともに歩けないほどの暴風と寒さで、厳しいスタートとなりましたが、旭岳での景色は今回の合宿の中でも格別で、今までの疲れが全て吹っ飛ぶほどでした。

せっかく北海道に来たとのことでアフターも長く取り、合計2週間ほど北海道に滞在しました。大学時代にしか出来ない、充実した合宿になったと思います。

2023年度 夏合宿 槍ヶ岳

9/3~7に、夏合宿として北アルプスの槍ヶ岳へと行きました!

1日目に松本に集合し、バスで上高地に向かいました。上高地は標高がおおよそ1,500mであるため、涼しく快適な中、1日目のテント場である横尾まで歩くことができました。観光地なだけあって、上高地の自然はかなり整えられており目を奪われました。

2日目は、横尾から槍ヶ岳山頂を望める殺生ヒュッテまで歩きました。1日目とはうってかわって登りの区間が長く、また途中から雨にも降られ、厳しい行程になってしまいました…

ですが、これも山を登るうえでは乗り越えなければいけないことだ、と思いながらひたすらに登ってゆきました。殺生ヒュッテに到着し、炊事を始めたころには雨はやみ、槍ヶ岳がうっすらと見えるようになりました。やはり、槍ヶ岳の特徴的な山頂の様子は圧倒されるものでした。

3日目はいよいよ山頂へ!槍ヶ岳の肩へ着いたときは雨が降っており、危険なため一時は撤退する可能性もありました。ですがしばらくすると雨はやみ、予定通り登頂することになりました。岩場はめったに登る機会がないため、不安定な足元を恐る恐る慎重に進みながらも、新鮮な登山体験をすることができました。山頂につくと同時に、曇り空は徐々に晴れ渡ってゆき、良い眺望を楽しむことができました。普段雨に降られやすい阪大ワンゲルでは珍しいことでしたね…

4日目は殺生ヒュッテを後にし、徳沢まで下りました。個人的な話なのですが、今回私は炊事を担当していて、「どうしてもスープパスタを作りたい!」と、4日目の夕飯をスープパスタにしていました。そのため、4日間持っていた重たいトマト缶、コーン缶、パスタその他もろもろをここでついに手放すことができました(途中友達に持たせたりもしてしまいましたが…)。炊事は長期的な合宿になるとバリエーションを豊富にしたり、重量を考えたりと、なかなか大変ですね。いい計画を立てられるよう、今後勉強していきたいと思いました。

最終日の5日目にはバスが来るまでの時間で温泉に入ったり、観光したりなど上高地を最大限に楽しみました。上高地のソフトクリームはとてもおいしいのでお勧めですよ!

今回の合宿ではずっと登ってみたいと思っていた槍ヶ岳に登ることができ、とても充実したものになりました。今後は周辺の穂高岳などにも足を運んでみたいですね。

 

投稿日時:2023-09-24 15:57:24
カテゴリ:夏合宿
コメント:0件

夏合宿

今年度の夏合宿は南アルプスの北岳から間ノ岳、農鳥岳を縦走するという企画でした。日本2位と3位の山を一気に行ける上に1位の山を綺麗に望めるということで僕はこの計画をとても楽しみにしていました。けれど今まで登ってきた山はどれも3000m以下であり、ここまで高い山に登れるのかという漠然な不安を抱えていました。
そして8月28日の夜、松本へ向かう高速バスに乗り込みました。3次予備の時は4列シートのバスでしたが、今回は3列シートだったのでしっかりと寝ることができました。
松本についたのち、JRでさらに南下したのちバスを乗り継いで、0泊目のサイト地である広河原に着きました。これまでの錬成で学んだことを生かしつつ、ほぼ完璧な内ワークができたと思います。

そして1日目の8月30日、この日は標高3000mの北岳肩ノ小屋を目指します。しかし出発後しばらくして雨がばらつき始め、やがて雨脚はどんどんひどくなり始めました。下のゴアを着ていなかったわずか数十分の間に靴の中までびしょ濡れになり、それ以降もずっと雨に打たれつつ急な山道を登って行きました。もちろん景色を見ることもできず濃い霧の中ひたすら足を前に動かしていた記憶しか残っていません。

そして稜線上に出た途端雨に加えて、非常に激しい風が僕たちを襲いました。体感としては「直滑降で滑っている時に感じる風を常に受けている」というのが最も適切な表現だと考えてます。そんな暴風雨の中、飛ばされそうなザックと、急斜面と格闘し続けようやく肩ノ小屋にたどり着きました。
この日はとてもテント泊ができそうになかったので小屋泊になりました。

2日目、昨日の山行の疲れが取れてないのと天気が悪いということで小屋に待機となりました。なのでみんなトランプやウノをしたり、未来日記を創作したりと思い思いの時間を過ごすことができました。しかしこの状態では農鳥岳方面への縦走は厳しいと判断され、北岳、間ノ岳までのピストンが3日目に行われるということになりました。今まで体感してきた山とは全く違うその天気の不安定さや急変する雨や風は高山の厳しさを身を以て学ぶこととなりました。

3日目にはとうとう高山の醍醐味と言える素晴らしい景色を望むことができました。

特に北岳ではほぼ360度の景色を望むことができ、2日間ほぼ霧しか見てなかった僕たちはとても満足することができました。

間ノ岳ではいい景色は望めなかったものの日本で2番目と3番目に高いところに登ったという喜びで胸がいっぱいでした。

軽いピストン装だったのでいつもの行動よりも気分軽く景色を見ることができました。

そして4日目はまた広河原に下山し、本来は農鳥小屋で行う予定だった64期主催のスペシャルメニューが作られました。この日は0日目よりもゆったりとした雰囲気で和気藹々と食事が作れたと思います。
そして5日目にはバスで本来の下山地である奈良井に移動し、温泉に入って甲府で解散となりました。今回はテント泊が全て小屋泊になり残金が少ないことから打ち上げはいつもの餃子の王将となりました。
今回の合宿を通して改めて山の厳しさ、自然の雄大さ、そしてそれらは人間の力ではどうしようもないほど強力だということを身をもって痛感しました。これからはここで学んだ経験を活かして来年入ってくるであろう65期へと引き継げたらと思います。