高山での、また数日間の合宿に慣れるための錬成合宿として、私たちは8/12から8/12にかけて白馬岳を登りました。白馬岳は北アルプス北部にある標高2932mの山で、長野県と富山県にまたがっています。日本最大の設計があることでも知られ、人気を呼んでいます。

 0日目(実際に山に最初に登る日を1日目として、それより前の日のことを0日目と呼んでいます)には、先述の大雪渓の一部をピストンしました。景色の良さに加え、積もった雪が涼しい風を送ってくれたので、夏の暑さに苦しんできた私たちにとってはまさに清涼剤でした。

 

 

 1日目、ここから本格的な登山が始まります。この日は白馬尻小屋から白馬鑓温泉小屋まで登りました。山行中ほとんどの時間において雨が降っており、ジメジメとした暑さの中ずっと雨具を着続けることになったので、なかなかに精神を削られてしまいました。しかし、この日に泊まった白馬鑓温泉小屋には名前から分かるとおり、温泉があったのです!男風呂に関しては外からあまりにも丸見えだったとはいえ、気力体力ともに疲労しきった私たちにとっては、あまりにもありがたい代物でした。

 

 2日目は白馬岳頂上宿舎まで登りました。この日は標高の高いところを縦走する時間が多く、雄大な景色を楽しむことができました。序盤は少し危険なところを登ったのでメンバーが全員無事で本当に良かったです。先日に加え、雨のせいで外ワーク錬が最後までできなかったのは少し残念です。余談ですが、中の人は出身が富山県なので、山から故郷を見下ろしたときは心に来るものがありました。

 3日目、遂に最終日です。白馬岳の山頂を通り、白馬岳蓮華温泉ロッジまで歩きました。最終日は0日目を含んだ4日間のなかでも格段に天気が良く、景色もとても素晴らしいものでした!高山における楽しさを存分に味わうことのできた山行でした。白馬大池山荘を過ぎた後は延々と急坂を下り続ける道だったので、最後とはいえ気が抜けませんでした。

 63期にとっては初めての高山ということもあり、体力的にはかなりきつい登山でしたが、標高が高いからこそ楽しめる点をいくつも味わうことの出来る合宿でした。また機会があれば、白馬岳を登りたいと思いました!

 平成30年度3次予備合宿については以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!