こんにちは!遅ればせながらではありますが、6月7日、8日に行われた一次予備合宿を振り返っていきたいと思います!
新年度が始まり4月に70期が入部して以降、5月には新歓合宿も行われ、ワンゲルの部室はどこかふわふわしたような新鮮な雰囲気に包まれていたような気がします。
そして迎えた6月。いよいよ70期も含めた部全体で、夏合宿に向けての活動が本格化し始める時期です。とは言え、長い期間ぬるま湯に浸かっていたのですから、本格的な合宿に向けて重い腰を上げるのにもかなりの時間がかかります。そんなワンゲル部員を否が応でも強制的に叩き起こすのがこの一次予備合宿なのです。お陰様で僕もこの合宿でバッチリ目覚めました☆

いつもの如くJR大阪駅に朝6時に集合し、約2時間ザックと共に普通電車に揺られて着いたはJR北宇智駅です。ここで最後のパッキングと体操をしていよいよ山行開始です!
1日目はここからちはや園地を目指します。まだ6月初旬というのにかなり暑かったですね。序盤はロードだったのですが歩くにしても休憩にしても皆できるだけ日陰に入って暑さを凌いでいました。


ひたすら登りです。この日の行動時間はコースタイム4時間弱でしたが、暑さも相まって疲労はそれ以上でした。特に70期にとっては初めての錬成合宿で歩荷も増えたことで、精神的にも体力的にもかなり疲弊しているのではないかと、先頭を歩きながら耳を欹てて彼らの会話を聞いていました。ところが意外にも彼らの会話は呼び名の話や地元の自虐などで盛り上がっており、新入生の体力に感心するばかりでした。19人もいる70期は、お互いのことを知るのに新歓合宿だけでは物足りなかったみたいです、笑
ついにちはや園地に着いた後はお決まりのワーク練です。僕たち69期は昨年、この一次予備のワーク練でボロボロだったのですが、70期は去年の僕らを感じさせない機敏な動きで難なくこなしていました。ワンゲルの未来は明るいですね!

70期が食当で火を扱うのも今回が初めてでした。「火つけまーす」や片膝立ちなど先輩方が確立したワンゲルのきまりはこうして受け継がれていくのですねー。
「起床!」の声で目覚め、いよいよ2日目のスタートです。
こののメインは金剛山、大和葛城山です。舗装された道をしばらく歩き、程なくして金剛山に到着!この日の天気は曇りで下界の建物がうっすら見えるほどでした。

金剛山を踏んだ後はひたすら降って水越峠を目指します。この時点で降り始めるのは普通の合宿ならば嬉しいのですが、こと一次予備においてそうはいきません。この下りの後には葛城山の登りが待っているのです。見方を変えればここで降れば降るほど後で登らなければならないのです。許せないですよね、けれど責める対象もいないのでこれ以上下るな!と念じながら我々は渋々水越に向かったのでした、、、、。
水越峠にたどり着いたらすぐに始まる地獄の登り、、、。去年も経験していたので心の準備はしていたのですが、去年よりも歩荷が格段に重いこともあってか、めちゃくちゃきつかったです。うん。めちゃくちゃ。1日目は元気だったさすがの70期も葛城山の登りにはだいぶ応えているようでした。しっかりきつそうな70期を見て同じ人間なんだと謎に安心したのはここだけの話、、、
葛城山頂に到着し、長めのピークダウンをとったら、足早に葛城のロープウェイ駅に向かいました。最後のピークを踏み終え、後は下るだけということもあり、皆元気を取り戻して会話がすごく弾んだのを覚えています笑
無事に到着!リーダーさんからジュースを奢っていただきました!ありがとうございます!ゴールのロープウェイ駅から最寄りの近鉄御所駅までバスに乗らずに40分ほど歩いて交通費を節約する猛者も現れ驚愕したのを覚えています笑
以上、一次予備合宿でした!
6/8,6/9の2日間で一次予備合宿に行ってきました。
行先は昨年と同じく金剛山、葛城山です。
一日目。今年は紀見峠駅から出発。微妙な暑さの中ちはや園地まで登りきりました。
ワーク練で後輩がテントを建てるのを見る側になったのは嬉しかったですね笑
二日目。金剛山→葛城山へと登りました。葛城山への上りは非常に急な坂で後ろからの励ましの声もあり、登りきることが出来て達成感がありました。
頂上の直前で雨が降り出しましたけどね……。
登山中の問題点も見つかったのでこれから改善して行きたいですね。


6/10、6/11の2日間で一次予備合宿に行ってきました。
行先は、大阪府と奈良県の県境に位置する金剛山と大和葛城山です。
今回は、昨年度同様、JR和歌山線の北宇智駅からスタートしました。蒸し暑い中、キャンプ地・ちはや園地まで登り切りました。

2日目は、小雨の中を大和葛城山へ向かいます。途中、水越峠からの登りは大変きつく、励ましあいながら一歩一歩頑張りました。山頂からの景色は何だか霞んでいましたが、登り切った快感にしばし浸りました。

今回の合宿では、多くの課題が見つかりました。夏へ向けて心も体も鍛えていきたいと思います。
本格的な合宿シーズンのスタートです!
今年度の1次予備は岩湧山にて行われました。
1年生にとってはワンゲル活動に必要な技術を学ぶ機会です。テントを建てるワーク練、ご飯を作る内ワーク練に懸命に取り組んでいました。

内ワーク練では「お米が焦げたらどうしよう」と不安がっている様子も見られましたが、美味しいご飯ができました☺️


下りの行程がかなり長かったものの、無事に合宿を終えることができ良かったです。
特に岩湧山の頂上が見えた時は、皆「これで最後だ!」と喜び、力強く登っていました。



今回の打ち上げは回転寿司🍣
珍しいチョイスに大盛り上がりで、どんどん皿が積み上がっていました。
初めての予備合宿、お疲れ様でした!
この合宿は我々63期にとっては初めての練成合宿である。しかし、筆者は練成合宿の意味をさして知らないままこの合宿に参加するのであった…。その日は天気が良く汗をよく書く筆者としては体力の戦いというよりは自身の水分との戦いであったように思える。自分が脱水症状にならないよう、しかし、一日行動水がもつよう自身の生理的欲求に逆らってチビチビ飲むのはかなりきつかった。一日目は登りきついが距離は短めの工程だった。なので、同期のT口と腕時計はアナログかデジタルかといったような非常にどうでもいいことで山行中ずっと議論していたと記憶している。

何とか行動水があと一口となったところでサイト地に着いた。すごい達成感だ。しかし、葛城山頂でダウン中に見える範囲で歩き回って写真を撮ったりしている姿を見てP.L.さんは「ここで賢い奴は休んでんねんで。これからのことを考えたらなぁ。」という不吉な一言をたまたま聞いた筆者はどういうことかまだその時は知らなかったのである。そう、外ワーク練があるということを。初めての実践となる外ワーク練に手順もうろ覚えで挑んだため無駄にブルシの周りをぐるっと回っていたりしたため時間がかかってしまった。体を使ったら次は頭を使うのかとワンゲルの厳しさを学んだように思った。そして就寝にはいるのだがここで一つ気がかりなのは、新歓合宿でみた「あの」起床である。まあ、考えても仕方ない。寝た。そして朝。テントの中で自分が起きるのが最後だった。ヤバい!と思ったが頭はうまく働いてくれない。とにかく急いで自身の荷物をテントの外に出し自分のパッキングを初めてしまった。先に撤収やろ。と先輩から指示を受けハッと気づいて撤収に参加するも自分のするべきことを見つけるのにも少し時間がかかってしまうなど、全体的にワークが非常に不出来であった。そしてこんなに朝早くから行動を始めるワンゲルは鬼やと思ったがこういう活動をする上では仕方ないのかもしれないと受け入れ、次回はせめてしっかり一発で起きようと決意した。
朝ごはんも食べ終え、長い二日目の行程が始まった。二日目も天気は良く、これまた水分との戦いであった。しかし、筆者は一日目の経験から学んだ。自分のいる場所を大体把握しておけば次のダウンまでの道がしんどいか楽か、即ち汗を多くかくかまだましなのかが分かるためより効率的な水分摂取ができるということを。これで水分の問題は二日目は一日目よりも長い行程であったにもかかわらず何とかクリアした。そして、二日目は登りと下りが何度も繰り返される行程であり、少しずつ、しかし着実に疲労は蓄積していった。この日は単純にきついというよりかは、もう無理やわ、と思ったら道が楽になり、意外といけると思ったら、目の前に急坂が立ちふさがるような筆者的にいやらしい道であった。

そうしてそこそこに厳しかった一次予備を終えて、歩荷開放をしたときは達成感がすごかった。そして、山行中に先輩から聞いた二次予備のしんどさに恐怖し、決意を固めるのであった。
