はじめに
こんにちは。69th外国語学部2回生の谷川です。
今回は12月7日に行われた、第60回クロスカントリーレースの模様をお届けします。
今年もやってまいりました。クロカンの季節!クロカンとは、山の中を男子は約40km、女子は約30km駆け抜けてタイムを競うという最高に愉快なマラソン大会です⭐︎ 去年のクロカンで16位/19人とかなり悲惨な順位を取ってしまった僕ですが、今年もこんな感じだと次期主将の立場が危ぶまれそうです。はわわわわ、どうしよう。果たして今年の結果はどうなったのでしょうか??
以下コースの概要を記しておきます。
喜志大橋〜二上山〜竹内峠〜岩橋峠〜葛城山〜水越峠〜金剛山〜行者杉〜紀見峠〜矢倉脇マス池集会所
それでは本編へどうぞ!
0日目
12月6日18時20分、喜志駅にランナーたちが続々と集まります。その後、前泊地として利用させていただく小寺製作所に移動し、近くの飲食店で夜ご飯を済ませます。
チーズ牛丼ほどネット民のおもちゃにされた食べ物はあるのでしょうか。めちゃくちゃ美味しいのに、あのミームのせいで頼みづらくなってしまう現象が発生しています。誠に遺憾です。
翌日に迫るレースの説明を受け、21時に就寝します。就寝できるわけありませんね。23時くらいまで寝つけませんでした。
1日目
4時30分起床。錬成であれば慌ただしい朝が始まるところですが、先ほど申し上げた通り今回は最高に愉快なマラソン大会です。みなさんのそのそと起き上がり、朝ごはんをしっかり時間をかけて味わいます。ゴールまでまともな食事はありませんからね。僕は自分でも驚くほど少食故、バナナ1本だけ食べてレースに臨みました。
5:30分ごろ、小寺製作所を出発しスタート地点の喜志大橋に向かいます。
過去のクロカンの経験からモチベがある人ない人、初めてのクロカンでワクワクしている人不安な人、各々が様々な思いを抱いて準備体操を行います。そして6時00分、レース開始です!!
(ここから僕は写真を一枚も撮らなかったので致死量の活字が続きますがご了承くださいませ。)
6:00 スタート
スタートに命をかける現主将と同期のA氏(おバカさん×2)が多田修平並みのロケットスタートを決め、2人は同率首位に。
6:02 おバカさん×2を追い抜く。
ロケットスタートの弊害でスピードがガタ落ちしていた2人を、すいーっと追い抜く。
6:46 二上山雌岳着 (6:54発)
目標より10分以上早く着いたので「これ飛ばしすぎでは?」と谷川の脳内に暗雲が立ち込める。
7:45 岩橋峠着 (7:54発)
二上山から岩橋峠まで一緒に走っていた後輩が早々に出発。少し焦ったが、無理して足攣ってリタイアなんてたまったもんじゃないので、長めに休憩を取る。
8:30頃 足攣る⭐︎
いや結局攣んのかい。長めの階段をパワーウォーキングしていたところ、右大腿四頭筋(太もも前の筋肉)が無事爆発。止まるわけにもいかないので無理やり突き進む。
8:32 女子2人を追い抜く。
数分前から背中は見えていたが、ジリジリ差を詰めてようやく追いつく。先ほど登場した後輩くんは8:10に女子2人を追い抜いたらしい。はやすんぎ。僕も負けじと残り1キロほどの階段ラッシュに歩みを進める。
8:44 葛城山着 (8:52発)
休憩所にはOBさんが作ってくださったぜんざいの姿が。しかし僕はあんこもお餅も食べられません。一人っ子で甘やかされてすくすく育った結果、とんでもない偏食家が谷川家に爆誕した模様。両親並びに休憩所のOBさんには申し訳ないと思っている。
9:09 水越峠着(?)
水越峠に到着するも休憩所をなかなか見つけられず、「どこにあんねん」と汗だくの頭に怒りを募らせる。
9:13 水越峠着 (9:34発)
ついに休憩所を発見。水越峠〜金剛山は区間賞対象の区間なのでここは長めに休憩を取る。休憩してる途中、スタートから2分後に置き去りにしたはずの現主将が休憩所に到着。そして現主将の方が早く出発(←!?!?) 流石に休憩しすぎなことに気づき僕もすぐに出発。
10:34 金剛山着(10:51発)
長い長い登りをちょうど1時間で登り終え、休憩所に転がり込む。僕の4分後に水越峠を出発した同期のO氏が、金剛山に僕の2分後に到着したことで、区間賞はとられたことに気づく。
11:41 行者杉着 (11:57発)
金剛山〜行者杉の区間は下りメインではあるものの、ちょっとした登り(以下:極めて不快な登り)が点在する。爆速で下る中、極めて不快な登りが「やあ⭐︎」と言わんばかりに急に現れるので結構辛い。休憩所にて、ここまで1番前を独走していた女子の先輩に遭遇。汗ひとつかいてなくてレベルの違いを思い知らされる。
12:35 紀見峠着 (12:43発)
!!!確変モード突入!!! 下りが得意な僕にとって、ほぼ下りしか存在しないこの区間はみんなとの差を広げる絶好のチャンス。45分目標のところ38分で到着。僕が到着する10秒前に女子の先輩がゴール地点に向けて出発。あの人に追いつくのは無理ぽ!! 谷川の頭の中は錯乱状態に。うぴょー!!
12:53 ゴール
2着でゴール。しかし実動時間に休憩時間/2をプラスしたものが記録となるので、最終的な順位はまだ不明。着順通りにいかないことも十分に考えられるので、結果発表の時までドキドキしながら待機する。
17:30頃 結果発表
2位/30人でした!!! 日本の高度経済成長期を想起させるかのような成長ぶりに自分が一番驚いています。次期主将の体裁は保たれたようで安心しました。1位の女子の先輩とは2分差だったようで、あそこで3分縮めていれば、、、と少し悔しさも残りますがそれでもここまで成長できたので個人的にものすごく満足しております。
クロカンが終わってからは、来年の目標についてどうしようかなあと思慮を巡らせる日々です。来年1位をとっても2位→1位(今年→来年)なので、成長率で見ると16位→2位(去年→今年)に敵わないことは確定しています。(なんなら2000年以降の日本のGDP推移並みに横ばい)
今回8区間中4区間で1位だったので、来年は全区間1位とって完全優勝目指そうかなと思います。言っちゃいました。もう後には引けません。まあ来年11月あたりからの僕が頑張ってくれることでしょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。正直ここまでトレランに魅了されると思っていませんでした。登りは正直全く好きになれませんが、高速で山を駆け降りる疾走感とゴールに着いた時の達成感がクセになります。山頂に到着しても達成感を感じる余裕が全くないのは少し寂しいですがね。できれば現役引退してからもトレランしたいなと思います。
以上、2025年度クロスカントリーレースの模様をお届けしました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
p.s. 夏合宿南組のブログは、今回のクロカンでロケットスタートを決めたA氏が執筆担当のはずですが未だ進捗0のままです。はやくスタート切ってもらっていいですかね???





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