はじめに
こんにちは。69th外国語学部2回生の谷川です。
今回は5月17〜18日に行われた新歓合宿の模様をお届けします。
阪大ワンゲルのブログは、合宿ごとに担当者が違うのですが、本合宿は担当者が決まっていなかったようなので僕が書こうと思います。合宿開催からブログ公開まで、かなりの日にちが経ってしまったことをお詫び申し上げます。さーせんでした。
今年はなんと19人もの1回生が記念すべき70期として入部してくれました。この情報社会の中、時代錯誤甚だしいほどにSNS弱者である我々が精一杯の新歓活動をした努力の賜物ですね。
さて、本合宿の行き先は我らが阪大ワンゲル御用達の武奈ヶ岳です。私ごとではありますが、この武奈ヶ岳は今回で12回目の手合わせです。もはや友達同然と思いたいのですが、そんな彼は頻繁に大粒の涙を流しているのであまり密に関わりたくはありませんね。もう少し晴れやかな笑顔を見せて欲しいものです。
1日目
いつも通り大阪駅中央コンコースに集合します。時間はいつもより遅めの6時30分。19人のうちほとんどが参加してくれたものですから、6時30分に近づくにつれ昨年までとは比べ物にならないくらい規模の集団になっていました。
武奈ヶ岳の天気予報はあいにくの曇り時々雨。早速武奈の洗礼を浴びせられています。
すでに移動中から雨が降っていたので、70期は可哀想やなぁとか思いながら電車とバスに揺られること1時間30分、坊村バス停に到着。
準備運動を念入りに行い、山行開始です。70期のフレッシュさと高温多湿の天候に圧倒されながら標高を上げていきます。
3時間30分後、武奈ヶ岳山頂到着です!山頂は僕が経験した12回の中でトップレベルのガスと強風でした。あまりにも風が強すぎて僕は山頂付近でザックカバーと地図が吹き飛ばされました。30mほど先で落下したため紛失には至りませんでしたが、吹き飛ばされた瞬間はかなり肝を冷やしました。
山頂からは程なくしてOUWVが所有している山小屋「暮雪山荘」に到着です。ちなみに、近江八景「比良の暮雪」が名前の由来みたいです。さらにちなみに、この「暮雪」が見られるのは武奈ヶ岳ではなく堂満岳みたいです。
leaderさんからのお達しで「新歓やから夕食は豪華なものをお願いします」とのことでしたので、合宿前の各 Partyの食当は頭を悩ませながらメニューを考案していました。まあ僕もそのうちの1人なんですけどね。僕のPartyはトマト鍋を作ることにしました。谷川家の食卓に何度も登場した名料理を山小屋でも再現してみようということでこの決断に至りました。
結果は60点。ギリ単位認定達成です。というのもちょっと味が薄いように感じました。70期の子達は気を遣ってくれたのか薄味好きなのか分かりませんが、すごく美味しいと言ってくれました。ありがとうございます。きっと遠慮がなくなってきた最近であれば味薄いですとか言われてたのでしょうか?70期の優しさと、レベルの高い合格点を超えてくるようなトマト鍋をオールウェイズ出してくれる母(ブログ巡回済み)の偉大さを感じました。
その後はleaderさんが差し入れてくださったドーナツやお菓子を食べながら、トランプをしたりおしゃべりをしたりして就寝までの時間を過ごしました。
就寝時は大人数による熱気と、北組夏合宿のブログで登場したK氏の獣級のいびきが隣から聞こえてくるのもあって、全然寝つけませんでした。以降の合宿では、彼からあれほどまでのいびきは観測できていませんが、今後も気を抜かずに観察していこうと思います。
2日目
起床より30分ほど早く目覚め机の方に目を向けてみると、碇ゲンドウばりに両肘をついてこちらを見つめる主将のお姿が。流石に笑いそうになりましたが、お客様である70期をそんなことで起こしてしまう訳にはいきません。主将トラップをひらりとかわし、起床までの時間天井を見つめていました。
朝ごはんはサンドイッチ(ペシャンコの姿)をいただき、パッキングを済ませ、6時30分に出発。この日のメインは北比良峠です。晴れることを祈りながら、曇りの中で歩みを進めていきます。
1時間30分後、北比良峠に到着です。気づけば空も青を取り戻し、琵琶湖も綺麗に見えました。
その後3時間ほどで下山し、解散となりました。
70期の皆さんお疲れ様でした。初めてのワンゲル合宿はいかがでしたでしょうか。これにてお遊びは終了です。1次予備からバリバリ頑張りましょう!と言いたいところですが、ブログ執筆時にはすでに夏合宿まで終わっていました。
気を取り直して、後期のお楽しみ合宿もユルユル頑張りましょう!
終わりに
最後に僕の所感を綴って終わりにしようと思います。2回生になり、合宿の中で少しながら仕事を任されるようになって、今までの先輩しかいない空間にいた自分が少し恋しくなりました。自分が大したことをしなくとも合宿が円滑に進んでいく、あの頃にはもう戻れないんだなぁと。しかしその裏には、後輩の僕らに辛い顔一つ見せず仕事をこなしていた67,68期の先輩方がいたことを改めて感じました。正直憧れます。過去を振り返るのは程々にして、そんな先輩たちに一歩でも近づけるように、これからも頑張っていきます。もう2回生半分終わってるけど。
夏合宿までの軌跡がすでにブログに公開されているので、是非そちらも併せてご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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