H28年度 一次予備合宿 in 紀泉高原・岩湧山

平成28年度一次予備合宿は6月11、12日の日程で紀泉高原にて行われた。59期体制に移行してから初めての練成合宿ということから、各学年がいつもとは少し違った緊張感の中当日を迎えた。2年生として本合宿に参加した筆者自身もいつも以上に後輩を意識しており、移動中の電車の中では隣の61期にひっきりなしに話しかけていた。今振り返ると少々鬱陶しかったのではないかと若干不安である。

合宿1日目は天候もあまり崩れることもなく山行を終えることができた。61期の初めての山での外ワーク練を指導している際に昨年の60期もこんなふうだったなと感傷に浸っていたのはきっと筆者だけではあるまい。また昨年の60期の多くがそうであったように、あの蒸し暑く、狭苦しいテントの中では61期は十分な睡眠はとれなかったのではないだろうか?「いやいや、そんなことはない。」という者は大したものである。筆者はテントにいらしたモスキート氏と暑く、熱い闘いを深夜まで繰り広げていたというのに。
合宿2日目はOUWV恒例の起床からスタートである。新歓合宿で新入生もある程度は覚悟していただろうが、なんせ今回は練成合宿なのだ。新歓のように優しくはない。眠い目をこすりながら必死に先輩や同期からの指示を受ける後輩の姿を見てまたも感傷に浸っていた筆者であった。誤解されては困るので、感傷に浸るばかりではなく筆者もきちんと指導していたことをここに明記しておく。

この日の天気は曇り模様で、予報も午後からは雨ということだった。山行開始すぐの岩湧山への急坂のピストンはさすが練成ともいうべきハードな行程だった。前日の疲れもあり、ここでダウンしてしまった61期もいたのは致し方ないことだったのかもしれない。それでも岩湧山の山頂からの展望は筆者の期待以上によく、あの急坂を登り切ったからこその景色と思うとピストンした甲斐があったと筆者は主張する。しかしながら若干の思い出補正がかかっていることは否定しない。きつい合宿とは得てしてそんな感じだろう。振り返ればだいたいいい思い出になるのだ。であるからして、この日の行程のゴール目前で雨具を着る羽目になり、汗なのか雨なのかわからないがビショビショで歩いたこともきっといつかいい思い出になるのだろう。今のところまだその兆しは見られないが。

 

だいぶ省略した上に感情的な文章になってしまったが平成28年度一次予備合宿は上記のような流れで筆者のパーティーは無事山行を終えた。しかし本合宿は他パーティで滑落が起きたり、指導する立場にある60期の忘れ物が目立ったりと多くの反省点が残る合宿となった。筆者自身も例外ではない。今回霧の原稿を書くことで改めて本合宿を振り返る機会を得られたことをここで感謝したい。各部員が新たな立場で臨んだ初めての練成合宿として、本合宿の反省をしっかりと胸に焼き付け今後のOUWVの活動に邁進していかなければならない。

H27年度 一次予備合宿 in 金剛山

初めまして、60期の吉田です。
5月の合宿の内容を翌年の2月末に更新するようなことになってしまい申し訳ないです。
今日阪大を受験して入ってくるであろうH28新入生にもワンゲル部の面白さが伝わる素敵な文章を書けるよう頑張っていきます。

今回私は一次予備合宿「ダイトレでトレ(歩荷とワークもあるよ☆)」(企画名)について書かせていただきます。一次予備合宿とは前半期活動の目標でもある夏合宿に向けた錬成合宿の第一回目の合宿です。

今回の一次予備合宿では金剛山のダイヤモンドトレールを主なルートとした1泊2日の合宿でした。
「体育会系部活の錬成合宿」ということでミスしたら先輩に滅茶苦茶に叱られるような感じの合宿を想像していましたが、全然そんなことなかったです。むしろ体調確認やペース確認などもしっかりとしていただいたので、山行に集中できました。

そんな感じで山の中を進んでいき、この日の宿泊予定地の金剛山キャンプ場に到着。

英国で産まれた帰国子女の金剛デース!

もちろん山小屋泊とかではなくテントで寝るので、事前に練習をしてきたテント設営を実際に行いました。この際も先輩方に見てもらい、どのようにしたらもっと早く効率よく立てられるかを指導してもらいました。
その後は夕食をパーティ全員で作り、翌日に備えて7時か8時くらい(細かい時間は忘れました…)の早めの就寝です。

今回は錬成合宿ということで下りにも景色がいい場所はほとんどなかったのですが、霧の杉林が幻想的で綺麗でした。それ以外は階段や舗装路を歩いたりかなり辛かったですけどね…
紅茶が飲みたいネー

山を下りた後、天見駅に到着したら合宿終了です。正直なところ足の疲労や登山靴の歩きにくさもあって、山よりも山を下りてから駅までの舗装路が一番辛かったです。
全砲門!Fire!

私は今回が初登山というわけではないですが、26kgの荷物を背負って登るのは初めてなのでだいぶ疲れました。26kgというのが想像できない人は小3女子の平均体重くらいあると言われればその重さが伝わると思います。しかし、頑張って登って疲れた分だけ打ち上げもおいしく楽しめました。

一次予備合宿については以上です。閲覧していただき、ありがとうございます。