2026年度_一次予備_1party

やあ、やあ、こんにちは。こんにちは。私は人間科学部2回生のTである。別の名をTommyと言う。ではでは、6/6~6/7にかけて摩耶山で行われた一次予備について振り返ろう。

1日目

6時に大阪梅田駅に集合。1年経ち慣れた筈なのに、体には堪える朝。うんことしょどっこいしょと重たい体を起こし駅へと向かった。

大阪梅田駅に到着。どうやら6時集合は始発でも間に合わない人がいるらしい。とりあえず集まった人たちから”いつもの”。朝、家で測ったときにはあったはずのに、何故か軽くなっている私の登山リュック。朝持った時確かに軽かった気がした。気はしたけれども、、、、、仕方がない。噓をつくのは人間だけである。秤は嘘をつけない。真実はいつも一つであろう。2kgの水が入った入物を頂いて規定歩荷へと調整する。

あれこれしているうちに始発組も遅れて方も集合。さぁ始まるぞ。と気合を入れて言った。

皆で電車とやらに乗って王子公園駅へ。ここが今回のスタート地点。王子という名は熊野の分社として祀られた「王子権現」からきているそうだ。だが、そんなうんちくはどうでもいい。錬成が遂に始まる。さぁ頑張ろう。と気合を入れて思った。

歩み始めてから10分後。神戸高校への激坂。1日目で辛かったところ1つ挙げろと言われたら、ここは絶対と言っていいほど入るであろう。それくらい、かなり勾配がきつい坂であった。阪大生の中で世間的にきついと言われている阪大坂とやらよりもきつい坂であった。

暑い。暑い。気温は20度だという情報を得ていたのに。暑いじゃないか。やはり人間は嘘をつく。長袖を着ていた私は、この暑さにたまらず脱ぐ。6月でこれなら真夏はどうなってしまうのか。いつしか夏に登山ができなくなってしまうのではないか。そんなことを思いながら歩みを進めた。

何だこれ。山門、阪坂、それに階段でないか。過去のいきを感じる。とても美しい景色だ。1日目で辛かったところ1つ挙げろと言われたら、ここは絶対と言っていいほど入るだろう。と思ったが、見かけの勾配ほどきつくはない。確かに、長いし急なものの段差が低いのか、大変歩きやすかった。

あれこれ、それこれ、これこれしているうちに。掬星台に到着。良い景色。それだけ。

日本に旋風を起こした嵐の解散の話をしていたら、お昼には到着。お疲れ様でした!と言いたいところだが、ここから一次予備合宿の本質はここから始まると言っても過言である。ワーク練が始まるのである。ルールはシンプルである。V6、V8、S6それぞれのテントを時間内にたてるというだけである。だが、これが非常に大変である。私は、昨年の苦くて甘酸っぱい記憶を思い起こしながら、1回生に教えた。1回生の方々も疲れたであろう体でよくできていた。

 

お腹が空いたらごはんを食べに行こう。非常にお腹が空いた。我々  1party の夕食は拉麺とライスである。まずは、この世のすべての食材に感謝を込めていただきますをする。拉麺には黄色い宝石のようなコーンと焼いた鳥である焼鳥がのせてある。いざ一口、非常に美味である。拉麺をすすりあげると、太陽の恵みを閉じ込めた粒々が口の中で弾け、心地よい甘みが広がる。そこに炭火で焦げ目をつけた鶏肉の芳醇な旨味が重なり、濃厚なハーモニーが口の中で繰り広げられる。最後の一滴まで身体に染み渡るような、魂を揺さぶる一杯だ。完食。ごちそうさまでした。

素晴らしい夕食を完食後、ポリタンを詰めたり、パッキングをした り、ぼーっとしていたら夜が来た。おやすみなさい。

2日目

起床。眠たい朝である。私が朝起きてもっとも懸念していた雨はどうやら降っていないらしい。非常によかった。私が晴れ男で助かった。朝の支度を済ませ、朝ごはんを頂く。朝ごはんはサンドウィッチである。まずは、この世のすべての食材に感謝を込めていただきますをする。まずは一口、非常に美味である。サンドウィッチにはツナが入っている。これにはたまげた、いや驚いた。エジソンを超えた発明家である。完食。ごちそうさまでした。

朝ごはんを食べ終え、支度を済ませあ出発進行。最初の行き先は鍋蓋山・菊水山である。さぁ頑張ろうと気合込めて心の中で言った。このまま雨は降らないでほしいと思った。

現実は残酷である。空がある限り雨は降る。出発してから1時間ほどで、ぽつぽつ、パラパラ、ひらひらと雨が降ってきた。仕方がなくカッパを着た。カッパは私はあまり好きではない。しかし私を雨から守ってくれる大切なパートナである。私はどうカッパと接するべきなのかそんな葛藤を思っているうちに鍋蓋山に到着。無論通り過ぎる。ここから吊り橋まだで下り、そこから登り返すのが非常に大変である。2日目で辛かったところ1つ挙げろと言われたら、ここは絶対と言っていいほど入るだろう。私は大量のカロリーを消費しながら登った。あっっっっっっという間に菊水山にも到着。悪い景色である。以上。

 

山歩きは8割方終わっているらしい。しかし、なぜか全体の行程はまだ終わっていない。なにがはじまるのか。そう凱旋である。街歩きである。行程自体はそこまで大変ではない。何が大変なのか。そう地図読みである。Geogusser民である私の得意分野である地図読みもこうした入り組んだ街ではとても難しい。凱旋中、間違えた道を勧めてしまったり、間違えを指摘できなかったのは非常に反省である。地図をもっと愛そうと思った。

止まない雨はない。しかし早く止んでくれ。高取山には途中まで登るものの、山頂には行かない。通りすぎる。ここまでくれば、さぁラストスパートだ。

やっとのことで西山公園に到着。ゴールである。お疲れ様である。本当にお疲れ様である。以上。

最後に

今回の合宿は体力だけでなく、係や山行中の役割を学びなおすきっかけとなる良い合宿であった。次の錬成合宿に活かせるよう頑張りたい。

投稿日時:2026-06-18 20:46:37
カテゴリ:一次予備
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2026_新歓合宿_4party

こんにちは 70th基礎工学部化学応用科学科二年S.M.です。

今回は2026年5/16から5/17日にかけて行われた新歓合宿の様子をお届けしていきます。

1日目:5月16日

今回から気象担当がブログ執筆を兼任することになっていたので気象図を描き、今回の新歓合宿は晴れそうだ!と期待に胸を膨らませたらよかったのですが、、、山域は毎度のお馴染み比良山地、、、再山小屋Wに唆されてついて行った僕はもはや食傷気味となっていました。しかし、新入生をもてなさねばと奮起し、ベッドから這い出し、阪急梅田に向かいます。おなじみ集合場所にはJR大阪駅のコンコースには見慣れないメンバーたちが!!

初々しい71stとともに堅田駅からバスに乗り換えて坊村へ向かいます。堅田駅バス停では坊村方向で大量の人だかりがありました。最近は山ブームなんですかね?どうやら福岡の山岳会の人たちなんだそう。結果的にバス車内は人とザックでイモ洗い状態。71stにはとんでもない洗礼ですね。イモ洗いだけに。

いいニュースもありまして、バスの中では一年前のことを懐かしみながらなんだかんだやる気がみなぎっていました。山登るぞ!!!

登山口では体操をし、日焼け止め、靴紐などなどめいめい準備を行い、いざ出発!

 

わが4Partyの71stは三人で、一人は経験者、残り二人は未経験でしたが案外みんな涼しい顔で登っていました。安心安心。一年前を懐かしみながらおよそ新歓にしては歓迎とは言えないハードな道を登っていきます。きつい、、、きつすぎる、、、なんかおかしい、、、と思っているとお尻ポケットから部屋の鍵を大発見。この鍵のキーホルダーが大臀筋を圧迫して疲れさせていたのですね...これからはポケットの確認もしようと心に決めた一幕でした。

さて、山行に戻りますが気象通り本当に綺麗に晴れまして、稜線に登った時などは大感動。71stも大満足でしょう。やったね!部員が増えるよ!

そんなこんなで武奈ヶ岳登頂。空は青々としていて本当に綺麗でした。

 

 

そこから爆速で下って暮雪山荘に到着。着いたら自在結びを勉強し、布団を干しました。71stも手伝ってくれてありがとう! 

終わったら食当の時間。ある意味ここが新歓合宿の山場です。

わが4Partyのメニューはカレー。超鉄板。Our 食当is great.という思いで鍋を持っていたら各partyの鍋からカレーや牛丼の香りが...新歓合宿とはいいものですね..

夕食を食べ終え、待ってました!Leadersの差し入れがありました!本当にありがとうございます!内容はコーラと紅茶とミスドでした。

 

2日目:5月17日

この日はとにかく下る日。約20人で三ブースという人口密度の上階ではなく、0階に眠ることが許された僕は気持ちよく眠ることができました。起きた瞬間火付けをし、湯を沸かしました。朝はサンドイッチとスープで軽く食べ外に集合。黙祷をささげ出発します。この日も幸運なことに快晴でした。みんなの歩調も速くずんずんと下り、北比良峠ではとてもきれいな琵琶湖を拝むことができました。

 

無事下山したら次はお待ちかねの打ち上げです!4partyはわが故郷九州に広く展開するJoyfull!青春を彩ったJoyfullで腹を満たし、登山で心も満たされ大満足!今年も頑張ろうと思った新歓合宿でした!

投稿日時:2026-05-24 19:55:30
カテゴリ:新歓合宿
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2026年度 新歓合宿1party

こんにちは!医学部保健学科2回生のS.Nです。

先日の新歓合宿の様子をお届けします。たくさんの一回生が入部してくれて本当に嬉しいですね、女の子もたくさん入ってくれてこれからが楽しみです!!

 

1日目

今回もいつも通り朝早くに大阪駅に集合。1回生には朝早く感じたでしょうか…私も朝は苦手なので朝起きるのはつらいです、5回アラームと格闘して、10回は二度寝が頭をよぎりました。

駅に着いたらバスに乗ります。青空が広がっていい天気だったので、他にも山にのぼりそうな人が多く並んでいました。大変です!人であふれています!バスと人の数がどう見てもあってなかったです。「つめてくださーーい!」と何度も言われました、そうです、再履バスにそっくりでした。(きゃーー(いい記憶が全くない))見渡す限り男だらけで、工学部からのバスにそっくりでしたね(ごめんなさい汗)先輩と話していたのですが、来年からバスを使わないルートを考えたほうがいいかもしれません。

着いたら登山スタートです!最初は上りが多くて大変でした。冬で怠けてしまった体のせいで、私はすぐにばててしまいました。後輩が入ってきたのに恥ずかしいです。

どんどん進み、武奈ヶ岳山頂に到着!!山頂が見えてからは、「武奈ってこんな感じだったんだ…」「武奈が晴れてる!?」と次から次に声が聞こえました。実際にとても綺麗でした。去年一年は私たちの日ごろの行いが悪かったんですかね(笑)

いい天気すぎたので集合写真を撮ろうということに。一回生は遠慮しあっていてなんとも微笑ましかったです。70thは謎の呼吸でそれぞれが行くべき位置に向かってサクッと撮り終わりました。あとから確認しましたが、とてもいい写真でした。(私だけ70thTシャツを着ていなかったのが申し訳なかったです。) みんなと1年かけて仲良くなれたでしょうか。

山小屋についてからはふとんを干して、のんびりしてからごはんです!今晩1partyはカレーでした。食当の子が大量に材料を持ってきてくれたので、みんなで大量のカレーを山分けしました!お腹いっぱいすぎて苦しかったです。考えてくれてありとう!

そのあとはもちろん爆睡です。床で寝るのは私の得意分野なので!おやすみなさい

 

2日目

朝起きてからごはんとパッキングを済ませて出発です。

もちろん北比良峠も晴れでした!日傘持って行って正解でした、暑かったです。そのあとは転がるように下り続けて、いつもの打ち上げ場所に行って、ありえない量の餃子を食べて帰宅しました。(何個食べたかはひみつ) 10時には降りてきたような気がします。早すぎる到着でした。打ち上げ後に比叡山に寄った人もいました。体力がすごい。

そのあとといえば、家の鍵を持って出るのを忘れ、二時間家の中に入れなかったという私のあほすぎるやらかしがありましたが、無事1回生も下山できてよかったです。楽しかったとの声も聞けて嬉しくなりました。余裕そうな人もいましたが、これからが楽しみですね☆将来有望!!☆

私は体力の衰えとか、まだまだ経験不足なところとか課題がいろいろありますが、これからの予備合宿も気を引き締めて頑張ります。またあの感動する景色を自分の足で見に行きたいです。それから女の子たちと地上でもたくさん思い出を作りたいです。楽しいこといっぱいしたいです!いつもトレのときも部室会のときも(ここでチキっても意味ないのに)かわいい後輩がいるのが新鮮で緊張して思うように喋れなくて、毎回反省しています。あと数か月で吹田にとばされる行く前に絶対に仲良くなってみせます。

 

中途半端な終わり方ですが、読んでくださってありがとうございました。

では次の更新をお楽しみに!!

投稿日時:2026-05-24 18:14:29
カテゴリ:新歓合宿
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2025年度 春合宿 ネパールランタントレッキング 上

70期の窪田です

遅くなりましたが3月上旬に行われたネパール合宿の様子の報告です!拙い文章ですが、温かい目で読んでいただけると幸いです。

ネパールのランタントレッキング企画はとても長いためブログは3つに分割してお届けいたします。今回は合宿開始から最も高い宿泊地、Kyanjin Gumbaまでの6日間についてのお話です。

 

 

〇Day1

関空から香港を経由し、ネパールの首都カトマンズへ約10時間で到着。香港→カトマンズの機内食は既にネパールの食事になっており、結構辛いカレーと鬼酸っぱいヨーグルトを食した私は、これからの食事に一抹の不安を抱える。ちなみに、この不安は見事に現実のものとなる。

 

香港では感じなかったが、カトマンズでは飛行機から降りた瞬間に空気が違うのを感じる。匂いが全く違ったからそう感じたのだが、気温や湿度などの違いからかもしれない。

 

到着したのは現地時間で夜10時。空港を出てすぐにガイドと合流。手短に挨拶を済ませてカトマンズの宿に大きなバンで向かう。そのバンで我々はガイドから衝撃の事実を聞くことになる。「明日は選挙が行われてデモ等が起きるかもしれないから、宿からは一歩も出ないでね!」せっかくの丸一日休養日は、ホテルに缶詰になることが確定した。飛行機の中で地球の歩き方を見ながら立てた観光計画はお釈迦だ。宿付近の店が例外なくシャッターを閉じている光景を前に、我々の緊張感も高まる。人と車がごった返してクラクションが鳴りやまないイメージだったが故に、我々も明日は宿からでないでおこうと固く決心した。

宿というよりドミトリーについた我々は、長旅で疲れてすぐに床に就いた者以外で旅の不運を嘆き、夜遅くまで宴を楽しんだ。

 

 

〇Day2

予定がまるでないので各々が好きな時間に起床。人出もなく静寂で、セキュリティの人だけが歩いている町が、今日は特別な日なのだと私たちに教えてくれる。宿にあるレストランで各々が好きなご飯を頼み、その後も各々が好きに時間を過ごした。食事事情についてはまた別のところでまとめて紹介しようと思う。我々が食べたごはんはそれほど種類が多くなく、また同じメニューでも宿ごとに違いがあるから、一度に紹介したほうが良いだろう。

 

夕方になり外出許可が出たので少しカトマンズの町を散策。

ネパールのコンビニ的な場所で各自がお菓子等を購入したり、SIMカードを買ったりご飯を食べたり酸素管を購入したりした。そしてこれからの合宿に期待を膨らませて就寝した。

 

 

〇Day3

今日は山行が始まる山中の町、Shyaphru Besiへ6時間半の車移動。長くしんどい移動になりそうだなと不安だったが、その不安は杞憂に終わる。路面状況が聞いていたよりも良くて乗り心地が良かったのはもちろん、刻一刻と変化していく景色が我々を暇にさせることがない。カトマンズの都市らしい込み入ったエリアから田畑が広がる農村エリアまで、約2時間程度で移動。(1枚目が都市部、2枚目が農村部のゲート)

カトマンズを少し歩いただけの我々にとって、当たり前のようにノーヘル二ケツであることや住宅のつくり、真っ黒の排気ガスを出すトラックなどは興味津々であった。農村を抜けると山岳地帯に突入。上と下で1000mぐらい標高差があるのではないかというような規模の棚田をいくつか見た後にガイドが教えてくれた”Good view point”を訪れ、そしてランタン国立公園に入った。

日本では見ることのできない規模の隆起した地層が、ヒマラヤ山脈がプレートの働きによってできた山だということを教えてくれる。かつては海底にあったのだというが、到底信じがたいものだ。

 

Shyaphru Besiは谷の下にある少し大きな町である。

その谷は我々の行先であるランタン谷へとつながっている。到着後、近くにある寺院(自信がない。多分寺院)を目的地に街を小一時間散策。

食事を済ませた後、各々が明日からの山行の準備をして就寝した。

 

 

〇Day4

今日は標高1460mのShyaphru Besiから、標高2470mのLama Hotelへと向かう。ずっと谷底を歩くことになるが、同じ標高の日本の山とは景色が違う。まずは両サイドの山々。優に2000m以上は上に続いているだろうというような深さの谷を歩くのだが、この規模の谷を見たのは初めてであり、圧倒された。植生については詳しくないが、日本ではあまり見ない植物が多かったのは確かである。

そして、なんといっても最大の違いは“匂い”だろう。というのも、Shyaphru Besi以降は車道がないため荷物はポーターか家畜が運搬する。その家畜であるラマは山行中にも幾度かすれ違うような頻度で荷物を運んでおり、そのフンがたくさん落ちているのだ。つまり、匂いはまさに動物園のそれである。Shyaphru Besiから離れるほど量は少なくなるのでDay6あたりでは匂いは気にならなくなるが、今日は匂いのピークである。そんなラマだが、どの子も首に鈴をつけていてその音色がとても美しい。どの鈴も微妙に音が違っていて、その音が幾重にも重なったときのハーモニーは一聴の価値がある。日本の風鈴に似た心地よさを感じられるが、録音するのを忘れていて読んでいただいてる皆さんに共有することができない。本当に申し訳ない。

崖に大きなハチの巣があったりと終始見どころのある山行だった。

とはいえまだまだこのあたりだと低いところを山行していたので、谷沿いの山以外のものは見ることができなかった。世界一きれいな谷という前評判だったが、この日にはまだそう呼ばれるだけのものを見ることはできなかったと思う。

 

 

〇Day5

ラマの心地よい鈴の音で目を覚ました。最高の目覚めである。

今日はLama Hotelから標高3430mのLangtangへと標高をあげる。ここら一帯の名前であるLangtangの名前を冠する町であり、今回の合宿で立ち寄る町のなかで最大規模である。

出発して1時間ほど歩いたところで、我々が目指すKyanjin Ri付近の山を見ることができた。我々もすでに2000m超の場所にいるはずなのに、その遥か高くにそびえたつ山々に圧倒された。世界一美しい谷というのは間違いではなかったようだ。

この辺りの高さに来ると、家畜がニワトリなどからヤクへと変化する。高校の地理の教科書で見たヤクを生で見ることができて、一人大興奮である。私たち日本人が想像するような牧場にいる牛よりも少し小さいぐらいのサイズであるが、毛並みなどから神聖な印象を受ける。

途中、数年前に大規模な地滑りが起きた場所を通った。そこにはかつてLangtang村があり、多くの死傷者が出た悲しい場所である。付近には慰霊碑が建っており、この災害に巻き込まれた住民や軍の方々への追悼の意がつづられていた。山の厳しさを再確認し、神妙な面持ちで我々はさらに歩を進める。(誰も写真撮ってなかったので、写真ないです)

私を含め多くのメンバーが3000mをかすめたぐらいまでしか山行をしたことがなかったので、途中からはこれまで経験したことのない高度を歩いていた。高山病対策の薬を飲んでいるとはいえ、3000m付近からはだんだんと呼吸がしづらくなってくる。大したことのない登りなどでも疲れがたまる感じだ。

そうこうしているうちにLangtangに到着。霧がかかっておりこの日は町全体を見ることはできなかった。

夕食前に共用スペースでブータンから来た青年2人と交流。二人とも日本文化が大好きで私たちよりも造詣が深かった。黒澤明の名前は知っていても、作品を見たことはない。他の宿や山行中などでもいろいろな人と交流することができた。海外旅行の醍醐味の一つである。同期で最も英語ができない私でも十分に楽しくコミュニケーションを取れる。皆さんも海外に行ったらぜひ自ら話しかけてみてほしい。新鮮な考え方や意見などを聞くことができる。文化交流は楽しいぞ。

 

 

〇Day6

この日以外にも言えることだが、日が昇るまでは霧や雲ができず、澄んだ絶景を見ることができる。めちゃ寒いホテルの屋上から皆でご来光を拝めて一日が始まった。

今日はそのご来光のほうに谷に沿って進んでいく。目的地は今合宿で泊まる宿の最高地点であるKyanjin Gumbaだ。標高はなんと3870mであり、富士山よりも高い。皆が高山病にならないかと不安に思いながらの山行であった。ずっと天気が良かったので常に絶景を楽しむことができた。このあたりまで標高を上げると、流石に景観も絶景にならざるを得ない。

途中谷底が急に広くなり、(多分)川の地形から氷河の地形に変化した。富士山の標高を超えたのは大体そのあたりである。そうして谷が広くなるとあたりの景色はさらに圧巻のものとなる。そんな時に、ついに我々の目標Kyanjin Riの頂を見ることができた。(写真の雲に隠れかけているピーク)富士山より高いところにいてもなお、まだまだ高いところに頂がある。明日の山行が楽しみでならない。

今日の移動距離は短いためお昼にはKyanjin Gumbaに到着。お昼を食べた後、ガイドと希望したメンバーで少しトレッキング。少し上にある貯水池まで登った。この時に標高4000mが超え、一つの大台にのった達成感を感じた。そこから見るKyanjin Riの斜面は非常に急であり、そして格好良かった。(Kyanjin Ri とKyanjin Ri Ⅱがあり、左のピークがⅡ。もちろんⅡのほうが高い。明日はⅡを目指す)

この辺りまで来ると、各々が何かしらの体調不良を訴えていた。リーダーさんの一人はがっつり高熱を出しており、他にも微熱や鼻水、下痢、腹痛など、ただでさえ慣れない海外での高山トレッキングの難しさを体感する。

明日はKyanjin Riへのアタックをする日である。まだあたりが真っ暗なぐらいのどえらい早朝に出発するのに備えて、期待と心配を抱きながら就寝した。

 

ここからがおもしろいところなんですけど私の担当はここまでです!

本当はもっともっと書きたいことがあるんですが、全部書いているとおさまりが悪いので、移動と山行の話題に絞って書かせていただきました。これでも4000字超あるんですからね。他の参加者からも話を聞いて、文化の違いなどを小さな気づきをひたすら羅列する番外編も書きたいですね。めんどくさがりでかつ先送り癖のある私にそんなことができるのでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。次はKyanjin Gumba編です。今合宿の一番おいしいところで間違いないです。次の更新をお待ちください!

投稿日時:2026-04-19 17:00:53
カテゴリ:春合宿
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2025年度 L養Ⅱ 2party

どうも!ご無沙汰しております、新二回生工学部電情のN.Tと申します!ついに春を迎えましてわたくしも無事二回生になることができました、と同時に吹田キャンパスへ左遷されました。
新入生sの皆さんも入学おめでとうございます!このブログも新入生sが見るかもしれないということでちゃんと書いていきたいと思います。
さて今回の合宿は、、、L養Ⅰと同じ目的ですって割愛したいですけど新入生も見るかもしれないので説明しておきます。L養というのは次年度に向けて係の仕事やコースリーダーを練習する合宿であります(L養Ⅰブログのコピペ)。
日程は前泊含め3/24~3/27でござる。
ということで前置きはここまでにしてそろそろ合宿に入っていきたいと思います。
ちなみに今回の合宿の山域は大分にあります九重連山です。

0日目


九州ということもあり全員が前泊することになっていて、皆さん別府観光を楽しんでいたそうです。僕も別府に14時くらいに到着して観光を楽しむかと思いきや即チェックイン&スマホいじいじとかいう意味わからんムーブをかましました(昼ご飯はちゃんと九州ご当地ぽいラーメンをいただきました)。
さすがにこれはいかんと思い、別府ならではのものを感じようと夜はとり天を堪能しました。
あと、同じ場所で前泊していた人々と話していたのですが、やっぱり前泊で楽しんでしまったら錬成がよりいっそう嫌になってきますね。三人で夜逃げしようかと考えましたが良心がありますのでそのまま就寝。

1日目


さて、バカンス気分から一転、錬成合宿の始まりです。天気予報で前から分かっていたことなのですが初日からがっつり雨です。こんなにテンションの下がる合宿の始まりは70thにとってはなかなか珍しいことなのでかなり萎えました。一緒に前泊していた人々と雨の文句を言いながら集合場所の別府駅に向かいます。傘なんて持ってきているはずもなく早速レインウェアを着ていきます。
集合場所につきましたが心なしか皆テンションが低めですね。まあそりゃそうなんですけど。
重要個装や重量チェックを済ましたら、貸し切りさせていただいたバスに乗り込んで久住登山口へ向かいます。
↓これはバスから見た野焼き(?)の写真です。こんなに全面が黒いのは見たことがないので写真を撮ってみました。ちなみに時期的にも三月末ががっつり野焼きの時期らしいです。あと天気は見ての通りでございます。


登山口に到着したら、とんでもない暴風で飛ばされそうになるくらいでした。でも雨はぽつぽつ雨に変わって皆の士気も上がってきました(多分錯覚)。ちなみにこの登山口には温泉がありました。外にも足湯がありましたが僕らワンゲル部は悲しきかな、錬成なので足湯に触れて終了。
さて、ついにC.LとS.Lも発表されついに山行開始です。
、、、といっても雨はどんどん強くなっていって、さらに初日はピークも踏まないのでなにも書くことがありません。大雨でしたので大した写真もないです。
ということで(ブログ内では)爆速で一日目のキャンプ地である坊ガツルに到着です。
いや~大変だった!!どんだけ綺麗な景色なんだろう!



これはひどい。
ガスりすぎてついたかどうかも分からなくてテンションも上がりませんでした。
大雨のせいでこの日予定していたワーク練も延期になりました。
雨でテント内部が濡れたら終わりなので68thさんから70thまで総動員でテントを建てます。これはこれで楽しかった。



さて晩御飯の時間です。うちの班の1日目の晩御飯はビーフンでした。内ワーク中での反省点はたくさんありましたが味は最高でした。



ペロリと食べ終わりましてさあ明日の準備して寝ましょう。僕がいたテントでは今日の雨でぬれた靴下や手袋やその他諸々をテント内で全員が干しているというカオスな状況でした。
雨によるテントの浸水を心配しつつ眠りにつきます、、、

2日目


おはようございます。起きて自分の体が濡れていないので浸水していないことは確認。
霧雨は降っていましたが昨日よりはだいぶマシですね。



太陽が昇る前の写真なんですけど、僕こういう雰囲気の写真むちゃくちゃ好きなんですけど分かってくれる人います?悪く言ったらどんよりしてますけど、なんか不思議な気持ちになりますよね。
さて、朝ごはんもペロリと食べて、二日目の山行スタートです。
といっても初日の雨の影響でいまだにガスっていてまったく景色が見えません。部員のほとんどは良い景色をみることがモチベーションなのでこれはよくない状況です。
でも明らかにガスの外側は晴れているので、ガスがなくなることを祈りつつ登っていきます。
ついにその時は来ました。久住分かれに差し掛かるところで、太陽が一気に差し込んできよった!



これを待ち望んでいたのですよ。やっぱりいいですね~、the 高山って感じの山の感じ。三次予備と夏合宿以降こういう景色はあんま見れてなかったので最高でした。
ここから星生山へ登ってUターンして帰ってきます。27㎏デカザックを背負ってアタックするとかいう普通のハイカーにとっては意味不明な行程です。
久住分かれから星生山まではかなりゴツゴツしていて風もビュービュー吹いていたのでかなり時間を食いました。暴風のせいかまたガスが現れたり消えたりだったのでそんなにいい景色の写真は撮れませんでした。
次の目的地は久住山です(ちなみにこっちでもデカザックアタックします)。
星生山で結構時間を食って時間ギリギリだったのでここからかなりスピードアップしていきます。
登って下って登って下っての繰り返しなので僕的にはかなりきつかったですね、すなはちそんなに写真が撮れていない。
ということでワープしまして久住山山頂の写真です。



下界がかなりすっきり見える展望なので開放感がものすごい。
あと久住山山頂付近は岩とまではいかないですけど大きめの石が多かったです。
だから何だって話なんですけどね。
さて次のピークを目指します。
次のピークは中岳です。大分県最高峰らしいですね!
中岳を目指している最中に珍しい山の上の池がありました。
地図にもがっつり池があったのでずっと気になってました。



川から注がれているわけでもなく単独で池があるって面白いですね!
アホな考えで申し訳ないですけどいつか水がなくなったりしないんですかね。
と言ってる間に中岳到着!



うちのパーティのほとんどの70th(自分含め)は景色すげえという感情は失い、疲れたが勝っていました。ブログ係の意地でとりあえず写真だけは確保しました。今見たらやっぱりいい景色ですね。
本日最後のピークである稲星山へ向かいます。ふと思ったのですが山の名前に星が入ってるの今日で二個目ですね。九重連山の山の名前つける委員会は早くもネタ切れかな?
んなアホな話は置いといて、出発しましょう。中岳からグーンと下ってビャーっと上ります。
二日目終盤にして僕の文章力もそろそろネタ切れを迎えてきました。
ということで稲星山到着!
稲星山山頂の写真はございません!だってしんどかったんですよ。ブログ係の意地?なんですかそれ。
ここからは上りゼロの下りラッシュで昨日と同じ坊ガツルへ転がり下っていきます。
この下りに関してはマジで無心でした。あと疲れすぎて肩と足がバッキバキです。
超ロングロング山行を終えて二日目のキャンプ地に到着しました。正確には覚えてないですが10ピッチは超えていたと思います。
ちなみに晴れている坊ガツルの写真はこんな感じです。



のどかでいいですね~。これは二日目の早朝のどんよりした写真と同じアングルです。
天気でこんなに変わるんですね。
到着してすぐテント設営&内ワーク開始です。しかし昨日の影響でテントがびちゃびちゃなのでテントは太陽にさらしておきます。なので外で内ワーク開始です。本日のメインディッシュはミネストローネです。初日のビーフンといいセンスがいいなあ。



ペロリといただきまして今日はもうゆっくり休みます。
まだ三日目が残っているのに体全体がバキバキなのは困ります。
雨の心配もなく安心して寝られますね、、、

3日目


さ む す ぎ
僕はテントの端っこで寝ていたのですが隙間風がやばいくらい寒い。余談なのですが僕のシュラフのファスナーは去年の三次予備でぶっ壊れましてシュラフを閉めるのがとても難しく、さらに開きやすいという最悪の特典付きなので寒さが直に来ます。そのせいで寒さで目が覚めてしまいました。別のテントで火付け係を任命されたのですぐにそのテントへ移動しようと思ったらなんか地面の草が凍っています。なんならテントのフライも凍っています。終わった。
凍えながら別のテントへ向かいます。自分がつけた火であったまってとりあえず寒さはしのぎました。ご飯はペロリと食べ終わり出発の準備をしていきましょう。このブログで食事の描写を割愛しまくってる(しかも同じような表現で)気がしますがまあ気にせず行きましょう。
今日の目指す一つ目のピークは大船山です。まあこの登りがまたきついのなんのって。
朝っぱらから500mくらい登って大船山に到着です。



僕的にはこの三日間の中で最高の景色やと思ってます。
季節的な問題もあるかもしれないですがやはり信州の高山とは山肌というか雰囲気が全然違いますね。どっちも趣あっていいですね。
あと大船山のピークへ向かう最中に、大きなくぼみ(米窪というらしい)があって、それの一部分も見えました。



がっつり窪んでますね。ドローンかなんかで全貌を見たかったですがかなわず。まあでもこれだけでもスケールはものすごいですからね。
ついにこの合宿の最後のピークである平治岳へ向かいます。
250m下って200m登ります。この最後の登りがきつかった!というのもこの平治岳の登りは高い木が一つもない!日影がなくカンカンと照り付ける太陽の下を登っていきます。登山道の両サイドには背の低い木の枝がありましてザックが引っかかります。これはこれでフラストレーション溜まる。



写真は山頂ではありませんが雰囲気はこんな感じです。よく頑張った!!
ここからはウイニングランです。一気に男池まで下ります。ウイニングランの長さではない途方もない距離なんですけど。もう最後らへんは写真を撮る気力も出ませんでした。だってずっと同じような谷が続くだけでしたから。
撮った写真は一部分だけあきらかに枯れた木が多かったゾーンくらいです。



なんかボス戦が始まりそうな感じですね。
はい、下りの写真はこのくらいです。
このまま男池に到着しまして再び貸し切りバスに乗って別府まで帰りました。
これも余談ですが解散した後、急に別府が名残惜しくなって閉店直前の東洋軒へ駆け込み本家とり天を楽しみました。
これも余談ですが錬成合宿当日に4列シートの夜行バスで帰るともともと痛かった足がパキパキになりました。

 

さいごに


いかがだったでしょうか、2025年度の最後の合宿のL養Ⅱ。かな~~り長くなってしまいましたが、少しでもL養Ⅱの臨場感を味わったり、楽しんでいただけたら嬉しいです!
ここまで読んでいただいてありがとうございます!70th電情のN.Tがお送りしました!

投稿日時:2026-04-07 19:40:46
カテゴリ:L養Ⅱ, 合宿
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