バーベキュー

新入生歓迎イベントとしてバーベキューをしました。あいにくの雨でしたが、たくさんの人が来てくれました。みんなとても楽しそうでしたよ。

春PW

福知山にある国鉄の廃線跡を歩きました。 トンネルや鉄橋などがあって面白かったです。 前日までの大雨で川が増水していたため、河原でのバーベキューは中止になってしまいましたが、みんなと交流ができて楽しかったです。このときもたくさんの 新入生が来てくれて大にぎわいでした。

新歓合宿

新入部員を歓迎する合宿ということで、阪大ワンゲルの所有する暮雪山荘に行って泊まりました。 山頂にたどり着いたときは、少し曇っていましたが、初めて山頂を制覇したという達成感でみんなとても満足しているようでした。

3次予備

夏休みに入り、夏合宿も目前に迫ってきました。夏合宿へ向けての最終調整を目的として、2泊3日の合宿をします。今年は槍・穂高岳を一望できる常念岳、 北岳を一望できる鳳凰三山へと行きました。多少の雨もあったようですが、どちらのPartyも達成感でとても満足しているようでした。この調子で夏合宿もがんばりましょう。

夏合宿

前期活動の総括として1週間程度の合宿をしました。今年は3つのPartyに別れ、北海道/南アルプス北部 北岳・仙丈岳/南アルプス南部 聖岳・赤石岳・荒川三山へと行きました。
北海道は後半快晴続きですばらしい景色が見られてとても感動したそうです。
仙丈岳・北岳は南アルプスの山容を存分に満喫できて楽しかったようです。
南アルプス南部は広大な山域を歩き回って少ししんどかったようですが、素晴らしい山容を存分に満喫できてみんな満足しているようでした。
それぞれとても楽しい山行ができたようで良かったです。

直後W

例年、夏合宿終了後、まだまだ山へ行きたいという人たちのために企画をしているのですが、今年度は台風のために中止になりました。夏合宿が終わった夜から台風だったので、夏合宿に影響がなくて本当に良かったです。

山小屋W

 山小屋修繕を目的とした作業班と、山行を楽しむ山行班に分かれて行ないました。今回、暮雪山荘の屋根に太陽光パネルを取り付けるという話もありました が、次回に持ち越されました。太陽光で発電し、環境に優しい山荘になるといいですね。

秋合宿

 今年は四万十川筏下り、自転車(南紀)、瀬戸内魚島、しまなみ海道歩行を行ないました。
しまなみ海道歩行は始点の尾道から終点の今治まで歩ききったようです。真夜中も歩き続けるという変わった活動だったようですが、みんな楽しめたでしょう か?
筏下りはあいにくの雨続きでしたが、筏を自分たちの力で作り上げ、川の上をゆったりと下る活動ができて楽しかったようです。
瀬戸内の魚島ではゆったりと釣りを楽しむことができたようです。
南紀サイクリングは本州最南端を周り、那智勝浦駅まで到達しました。最終日はあいにく雨が降りましたが、南紀の爽快な風を浴びながらサイクリングできて楽 しかったようです。

秋PW

紅葉も綺麗で気温もちょうど時期になりました。山行も楽しみつつ、来年度に向けた活動を始めます。山域はPartyが三つに分かれ、京都北部の天ヶ岳・天ヶ森へと行きました。
初日は滋賀県・京都北部に大雪が降るほど寒かったらしいですが、幸い山行中は雪も降らず、雨も降らず合宿を行なうことが出来ました。天気は曇りといった感じでしたが、それでも山頂からはすばらしい眺望が得られ、楽しく充実した合宿を行なうことが出来ました。

連協合W

 他大学のワンゲルと交流できる数少ない機会です。毎年1泊2日で合宿を行い、夜はキャンプファイヤーをしたり、豪華な料理を作ったりして楽しみます。しかし今年は翌日の天気が悪そうということで、ハイキングをした後に解散することになりました。あぁ、すきやきがぁ?。(今年の料理はすき焼きで、ゲームの順位により松茸などの旬の味が追加されていくはずでした。)

クロカンレース

 金剛山を駆け抜けろ!
日の出前から日の入りまで、奈良県の金剛山系を駆け抜けるマラソンレース

追いコン

昨年度お世話になったLeaderさんを迎え、贈り物を贈りました。また、2次会では...。

春合宿

 今年も北海道X.C.スキー、沖縄サイクリング、南西諸島巡り(奄美大島)へと繰り出します。

旧人合宿

 来年度の活動に向けて、全員の能力向上を図る合宿。一年の総まとめであるため、とても気合いが入る。


付録:北海道夏合宿 活動記録

合宿概要

    期間:   2003年7月30日 〜 2003年8月7日
    参加人数: 13人
    地域:   北海道大雪山系

北海道大雪山系とは

 大雪山とは、最高峰の旭岳(2290m)をはじめとする2000m級の峰々からなる巨大な山々の総称で、 特定のピークの名前ではありません。 南に十勝岳連峰、東に東大雪連峰を従え、北海道の中央にどっしりと構えています。 これらの山々を含む大雪山国立公園は23万haという日本最大の面積を持ちます。大雪山の気候は本州の3000m級の山岳に匹敵し、 氷河期の生き残りであるナキウサギ・ウスバキ蝶などの生物群や、週氷河作用の証拠となる永久凍土・構造土などを観察できます。


大雪山系景観

 7月30日(水)

 1日目。13:00に部室集合。OBの方達の差し入れをたくさんいただき、いよいよ出発。でも差し入れのスイカが重なり、5個ものスイカを持って行くことに。
 電車の中で、私達と同じく大雪山系に行く甲南大学ワンゲルのパーティーに出会った。東舞鶴からは徒歩で舞鶴港まで行く予定だったが、主将と話していた地元のおじさんがワゴンを出し、メンバー全員を港まで往復して運んで下さった。本当にありがたかった。お礼にスイカを一つあげた。
 23:30フェリーが出港。フェリーは意外に快適で、お風呂もあれば、映画館・トレーニング機器・雀荘・コインランドリーなど様々な設備があった。

7月31日(木)

 2日目。今日は丸一日フェリーにて過ごす。各人それぞれに、麻雀・読書・映画鑑賞をしたりして過ごした。小一時間ほど、これからの山行に向けて勉強会を行った(熊・エキノコクス対策、雪渓の歩き方)。

8月1日(金)

 3日目。早朝4:00に小樽港到着。差し入れのスイカを山に持って行くわけにはいかないので、朝日を見ながらみんなで食べた。小樽港を7:00に出発、貸し切りバスでトムラウシの登山口に向かった。貸し切りバスの場合、フロントガラスの端に「〜御一行様」というような紙が貼られるが、バス会社は「ワンゲル」という言葉を知らず「ワンダーソーゲル様」という謎の紙が貼られてしまった。降り際に運転手さんに「ワンダーソーゲルって何?」と聞かれて、返答に困った。ワンダーソーゲルなんて誰も知らないよ・・・
 今日は登山口でサイト。夕飯は「酸辣湯(サン・ラー・タン)」という少し辛めの中華料理で、とてもおいしかった。

8月2日(土)

 4日目。ようやく今日から山行がスタート。登山口からトムラウシまで一気に1000メートル以上アップした。天気はあまりよくなかったが、雨もあまり降らず順調に進んだ。
 トムラウシをピストンして、トムラウシ南でサイト。夕飯は炊き込みご飯とコーンスープであったが、筆者は火を早く弱め過ぎてしまい「生米かつかなりのコゲ」というひどい夕飯になってしまった(2つのテントで作り、もう一方のテントはかなりおいしく炊けたらしい)。普段わりと無口なNさんが「うむ・・、これはマズイ」と思わず唸る程であった。反省。
 就寝時に私達のザックの中身を狙って、痩せてギスギスしたキツネが現れた。靴や食材はすべてテント内に入れることになっていたので、何も被害はなかったが、本当に餌を求めてキツネが現れるんだなあと実感した。


これが現れたキツネです

8月3日(日)

 5日目。今日は朝から雨だった。筆者はコースリーダーになってしまい、岩ごろの道を目印の赤いペンキを探しながら進んだ。雨は強くなる一方で、ガスも濃くなり、初めてコースリーダーをした筆者は、セカンドで相棒のF君にあれこれ指示されながら進んでいった。やっと岩ごろの道を抜けたと思うと、今度はハイマツ帯が続き、びしょ濡れになりながらくぐり抜けて行った。この頃には、すでにみんな無言になっていた。一昨年も北海道に行っている3年生は大雪山の雨の多さを体験しているので別段驚いた様子もなかったが、こんなにも雨に降られたのが初めてだった1,2年生は、かなりゲンナリしてしまった。
 14:00過ぎにようやくサイト地に到着。サイトは忠別岳避難小屋横の平地でテント泊の予定であったが、小屋にスペースがあったので小屋泊となった。

8月4日(月)

 6日目。今日も朝から天気が悪く、予定変更で休養日となった。嫌な雰囲気が流れかけたが、天気もしばらくすると良くなり、カッパや靴、それにテントも乾かすことができ、絶好の休養日となった。


避難小屋;屋根が特徴的です

8月5日(火)

 7日目。昨日休養日にした甲斐があり、今日は朝から見事に晴れた。忠別岳避難小屋から、忠別岳を通り、白雲岳避難小屋横のサイト地までの山行であった。サイト地では甲南大学のメッチェンパーティー・神戸大学・大阪市立大学などなど、北海道なのになぜか関西勢が集結した。また、ドイツから一人で来たという青年にも出会い、主将が果敢に話しかけていた。


忠別沼;熊出没ポイントでしたが、きれいでした

8月6日(水)

 8日目。白雲岳周辺の赤岳・緑岳などをピストンして、その後いよいよ北海道最高峰である旭岳へと向かった。旭岳山頂への最後の道はかなりの急坂で、登る時も苦労したが、それ以上に下る時は大変であった。私達が登る時すれ違った外国の女性は、尻餅をつきながら下っていた。山頂では、1970年代を思わせるファッション(ロン毛にジーンズ・ジージャン、そして革靴)をした謎の男の人がウロチョロしていた。写真を頼んだら、「やっぱ俺?しょうがねえなあ」と嬉しそうに絡んできた・・・。今日は旭岳裏でサイト。


その男の人が撮ってくれた写真


その男の人と一緒に記念写真を撮りました。

8月7日(木)

 9日目。いよいよ今日が最終日。旭岳裏を出発して、黒岳・桂月岳を通り、ロープウェイで下山。ロープウェイの駅にはシマリスがたくさんいて、少し見飽きてしまうほどであった。コースタイムが短かったため、昼過ぎには下山した。もう少し山にいたいような、名残惜しさを感じた。


下山後、層雲峡にて

その後・・・

 層雲峡で温泉に入った後、バスで旭川へ。打ち上げをし、夜の旭川は寒いのでカラオケボックスでサイト!?旭川ラーメンの代表格である「山頭火」に行くのを楽しみにしていたが、なぜか21時頃には既に店が閉まっていた。
  翌日からは各人それぞれで、レンタカーを借りて旅する者あり、札幌見物をした後フェリーで大阪に戻る者あり・・・。長いようで短かった夏合宿の終わりを、それぞれが満喫していた。


付録:南アルプス夏合宿 活動記録

古いデータのため、一部文章が破損してしまっています。

合宿概要

期間:2003年7月30日(水) 〜 2003年8月7日(木)
参加人数:12人
地域:南アルプス南部 聖岳・赤石岳・荒川三山

南アルプス南部について

聖岳 3013 m
静岡県と長野県の境に位置し、南アルプスの3000 m 峰の中で最も南に位置す 峰。 南側に位置するため、夏でも割と暖かく、森林限界はかなり高い。 中腹まで深い原生林に覆われ、高山植物にも恵まれている。

赤石岳 3120 m
静岡県と長野県の境に位置する南アルプス南部の雄峰で、赤石山脈の名のもとになった山。山頂には桔梗科の花がひっそりと咲いており、近辺には雷鳥など珍しい動物も見られる。 南アルプスでは第4位の高峰。

荒川三山 3141 m
赤石山脈の中央に位置し、塩見岳と赤石岳の中間にある高峰群。西から順に前岳・中岳・東岳と連なってお り、総称して荒川三山と呼ばれる。前岳の少し は斜面 にお花畑があり、色とりどりの可憐な花が咲いている。 三山の主峰は東岳で、別名 悪沢岳とも呼ばれる。 悪沢岳からその 千枚岳にかけても高山植物が豊富で、余り見かけない珍しいものも見られる。 悪沢岳は南アルプスでは第3位の高峰。


南アルプス 南部 景観 (赤石岳から荒川三山方向を望む)


夏合宿概念図

7月30日 (水)(車中泊)

部室に集合し、出発に備えます。これから長期合宿が始まるので、みんな少し緊張した感じでしたが、それでもこれからどんな感動が得られるのか、とても楽しみにしているようでした。今 列車に乗って静岡へ向かいます。

7月31日 (木)(静岡 〜 出会所小屋)

深夜 時半、静岡に到着。バス停に移動し、早朝発のバスを待ちます。
長時間バスに揺ら やっとのことで登山口に到着。これから1週間の長い山行です。今 予 の出会所小屋までで、山行時間40分程度です。(200 m の登り)
出会所小屋は荒廃しており、宿泊できたものの予定としていくにはふさわしくありません。


聖沢登山口にて


南アルプスの天然水

8月1日 (金)(出会所小屋 〜 聖平小屋)

これから本格的な登りに入ります。登山口からずっと深い樹林帯で、聖沢吊橋を渡 、 に700 m も登 登に入ります。30kg近く背負っているにもかかわらず、メンバーは必死になって登ったので、700 m 登るのにかかった時間は2時間半程度で、驚くほど早かった。途中から聖岳の雄姿・聖沢上流の清流を間近で望め うになってく 、こ での疲 吹き飛んでしまいました。みんな、あと少しだぞ !


急登中の休憩 みんな 登ってい のの、ぐったりしているようです。


聖岳方面


清らかな流 聖沢上流


聖平小屋に到着 今 900 m の登りでした。

8月2日 (土)(聖平小屋 〜 小兎岳北鞍部)

普通の山ならば1100 m も登れば、大抵頂上が見えてきているのであるが、聖岳は甘くない。聖なる山ゆえ、生半可な登山者は受けつけない。ここからさらに800 m を登り、やっとのことで山頂であった。 気合いを入れ直し、出発 ! 険しい道をごりごり行き、800 m の急登をぐんぐん登っていく。山頂に着くと、百名山の "聖岳" を制覇した既績に浮き足立つメンバーの姿が。それもそのはず。ここまで1900 m 以上も登ってきたのだ。その既績はひとしおだ 。山頂でゆったりと過ごし、再び荷を背負う。ここから兎岳を越え、赤石岳へと向かうのだ。
兎岳では屈強な男達 (?) からは想像もつかない、彼らの真の姿が垣間見えた。 歩き、疲れ果ててきた所で す


中間地点にあ 聖岳。 ここからですら、聖岳の山頂は望むことができない。ここからさらに急登が続く...


途中、 かに咲いていた桔梗科の高山植物。可憐に咲いていた。


険しい道・急登などは物ともせず、ごりごり行くメンバー達


百名山 聖なる山 "聖岳"


可愛らしい素振りを見せ 男達

8月3日 (日) (小兎岳北鞍部 〜 百間洞山の家)

今 目標地点は百間洞山の家で、近いため、前日の就寝時間を遅らせ、起床時間を遅くすることにした。星空観察・御来光と考えてのことであったが、言い出した本人もそんなことは気にせず (?)、シュラフの中で寝続け 末であった。(実際には起きていたが、寒っと思った瞬間に寝ることにしたらしい。ってこれを書いている本人ですが...) 吹き曝しの 地は、テントの外に出ると凍えるほど寒かった。今 ゆっく 動しようということで、出発も遅らせ ゆっくりめに歩いていたにもかかわらず、ぐんぐん行程を消化していく。途中、ワンゲル 名山といえ "中盛丸山" から見える景色は素晴らしかった。なぜワンゲル 名山かといえば、ここからは聖岳・赤石岳・荒旋�・富士山など、日本屈指の山が できたのだ。時間もたっぷりあるということで、山頂でゆったり過ごす。景色に満足したので、間近に見え 大沢岳へは行かないことにした。午前10時頃には山の家に到着。 をしたり、紅茶を嗜んだりして過ごす。今 ここに泊ま 。


兎岳の雄姿 名前とは裏腹に険しい山でした。


小兎岳北鞍部 吹き荒ぶ風が身に凍み


ワンゲル 名山 "中盛丸山"


立派で綺麗な山の家 東海フォレストグループが管理しているだけあって、設備も充分で快適

8月4日 (月) (休養日)

山の家から近くの 地へと移動。今 何もしない日なので、 地でゆったりしたり、景色を見にぶらりと散歩に出かけたりします。そして、いつもは摂らない を笹占ます。メニューはクリームスパゲッティー ! 麺やスープが重かった。だけど、おいしいものを食べら 、そ 良かったと思え その他にもおやつを食べ、今 食べてゆったりしてのいい した。


地でゲームをするメンバー (何と、山に○雀を持ってきていた !)


散歩に出かけるメンバー達 やっぱり景色を見るのがいいよな。背後は聖岳


快晴の大沢岳

8月5日 (火)(百間洞山の家 地 〜 荒川小屋)

さて、合宿もいよいよ後半に突入。これから百名山 "赤石岳" を越えるのだ。ここからは、また 600 m の登りにはいった。しかし、休養日が過ぎ 、荷物も格段に軽くなっていたので、メンバーの足取りは軽い。しかも、こ つ目の百名山を登 いうことで、気が 朝 向かってメンバーはぐんぐん歩を進めていく。赤石岳の山頂まで4時間程度で登 山頂からは360度の大パノラマが望めた。周囲を遮る物は何もなく、ただ、広大な景色が広が 天気は快晴で、心が晴 した。山頂では2時間ほどまったりす 、それでもまだ午前11時。少し名残惜しい気もしたが、赤石岳をあとにす もう、合宿の半分が終わったのだ。ここから荒川小屋までは少し寂しい思いをしながら に下 道の両側には素晴らしい景色が広が 線歩き。途中、天然記念物、雷鳥にお目にかかった。こんな辺境の地 (?) にひっそりと暮らしてい 。頑張 。
荒川小屋に着いてテントを張ると、雨が降り出した。こりゃぁ、 来 。そう思ってい 、 始め テントが雨で浸水したため、 小屋の方へ避難することに。しばらくして戻ると、テント内には水溜まりができており、寝るにはちょっときつい状態だった。気にしても仕方がないので、そのまま寝ることにした。明日はいよいよ、3つ目の百名山 "悪沢岳" へ行くことを思いつつ...。


これまでに越えてきた山々 "聖岳"、"中盛丸山"


朝日に向かって進むメンバー達 背後は"赤石岳"


赤石岳直前の岩場にて


赤石岳山頂にて


赤石岳から荒川小屋に向かう稜線


天然記念物 雷鳥


小赤石岳から赤石岳方面を望む

8月6日 (水)(荒川小屋 〜 千枚小屋)

とうとう、3つ目の百名山 "悪沢岳" を制覇する時がやってきた。百名山は今日で最後ということで、改めて気合いを入れ直し、頑張って歩く。荒川前岳の西側は大崩壊地になっており、山頂から少し離れた所からは遙か下まで急斜面が続いてい ヒヤリ。前岳は眺望がとても良く、 は富士山、北には遠く塩見岳・農鳥岳・間の岳・北岳・仙丈岳・甲斐駒岳・鳳凰三山など、南アルプス有数の山々が見られた。西には中央山脈が広が
荒旋欅岳から中岳まではすぐのとこ あっという間に荒川三山のうち2つを制覇。残 巨大な山 " " のみとなった。 の西鞍部は急な岩 なってい で、改めて丁盲を喚起す そして、今 8/6。広島に原爆が李脆さ いう事で、冥福を祈って黙祷を捧げ 山頂にたどり着く前、雲行きが怪しくなってきたので、 に登 山行時間1時間30分のとこ か30分程度で登りきってしまった。メンバーはヘ 層 惜なりながらも、悪沢岳山頂に到達。山頂に着いたときの既績は、言葉では表せないほど大きなものであった。後ろを振り返ると、聖岳・兎岳・中盛丸山・赤石岳・荒旋�など、南アルプスの峻峰が見渡せ、これまで歩いてきた既績を噛みしめた。 百名山3つを制覇した既績を胸に、悪沢岳をあとにす
千枚岳へと向かっている途中、道端にはこれまで見たことがない珍しい高山植物が見られた。白・黄色・青・紫・ピンク色など、様々な色の花が咲いていた。千枚岳にく もうあとは下山するだけ。これまで上 りを激しく繰り返してきたが、とうとう下りだけとなったのだ。夏合宿も明日で終わってしまうと思うと、ここまで歩いてきて良かったという思いと、なんだか名残惜しいような想いで一杯になった。


赤石岳の雄姿


荒旋欅岳のお花畑


荒旋欅岳にて


荒旋煕岳にて


3つ目の百名山 "悪沢岳"


千枚岳


千枚岳西鞍部に咲いていた高山植物


千枚岳西鞍部に咲いていた高山植物


千枚岳西鞍部に咲いていた高山植物

8月7日 (木)(千枚小屋 〜 椹島 〜 静岡)

合宿最後の 名残惜しさと、これで合宿が終わるという複雑な想いを抱えて、椹島に向かう。千枚小屋から椹島まではなだらかな樹林帯の下りで、道も広いため、とても歩きやすかった。みんな速いペースで進み、5時間ほどで椹島ロッジに到着した。ロッジに到着すると、今まで本当に山へ行っていたのかという気さえして妙な気持ちであったが、それでもこれまで広大な山域を歩ききったのだという充実感でとても満足していた。椹島発のバスに乗り、入山口の前を通り過ぎ き、 間前の自分たちの姿が思い浮かび、妙な気分だった。その後バスの中では、メンバーは山行の疲れ 熟睡していた。夕方、静岡に到着し、温泉に入ったあと打ち上げをす 打ち上げの場所を探すのに静岡の街を徘徊してまわり、やっとのことでできる店を見つけた。串家では、 間ぶりに新鮮な食物を食べられるということで、メンバーはがつがつ食べまく 腹が一杯になった所で、静岡駅へ向かう。今夜はここでステーション。
長 行、おまけに重い荷物で長時間歩き回ったなぁ。お疲れ様。今夜はゆっくり休もう。


千枚小屋から見えた の名 富士山


夏合宿 終了 ! みんなお疲れ様。


静岡駅にて 腹一杯に食べ、ゆっくり休もう。


付録:山小屋W 活動記録

2003/10/11・12 (土・日)

山登りには最適な季節になった頃、現役・OBの交流を図ることを目的に、阪大ワンゲルの所有する山小屋へと赴きました。1日目は天気も良く、気温も山登りには最適な感じでした。夜は山荘に50人ほどがひしめき合い、とてもにぎやかな時を過ごしました。やはり、登山の醍醐味といえば、すばらしい景色と夜の語り合い ! ですよね。


3P のメンバー達。ガリバー旅行村から登ります。
滝は清々しい空気で満たされていて、気持ちよかったです。


付録:秋合宿筏下り 活動記録

四万十川 筏下り

    日時: 2003年10月30日 〜 11月3日
    地域: 四国高知県 四万十川

日程

10/30 大阪 〜 (船上泊)
10/31 (船上泊) 〜 江川崎
11/1  江川崎 〜 橘
11/2  橘 〜 東
11/3  東 〜 大川観光キャンプ場

2003/10/30

いよいよ出発です。これまで準備を頑張ってきたし、これから筏下りという未体験をするということで、メンバーはみんなうきうきです。


部室前にて

大阪南港を出て、高知港へ行きます。フェリーの中ではゲームをしたり、話をしたり、船外に出て潮風を浴びたりなどしてまったりします。


UNO をして楽しみます

2003/10/31

早朝高知港に着き、電車を乗り継いで江川崎へ。江川崎に近づくにつれ、電車から清流 四万十川が見えるようになりました。日本最後の清流と言われているとおり、四万十川の水は透明なエメラルドグリーンでした。

2003/11/1

材料は全て揃った。これから筏を組み立てます。丸太だけで作るいわゆる筏とは少し異なりますが、自分たちだけの手で作り上げます。


丸太と角材


浮力用タイヤ


浮力部


貨物船


動力部


骨格部分

早朝から製作に取りかかり、昼過ぎに完成。自分たちの手で作った筏で、いざ ! 繰り出します。


筏進水式

この日はあまり時間がなかったので、すぐ近くの河原に泊まり、河原でバーベキューをする。河原に着いたとき、地元の方が居られ、なんと ! 巨大な薩摩芋を下さったのです。とても大きいうえに、甘みもあり、とてもおいしかったです。


河原でバーベキュー


御馳走になった薩摩芋。とても大きい。

食当の中島君が考案したメニューの中で、もっとも奇抜且つ斬新だったもの。一目見ただけではなんだか分からないかも知れませんが、歴としたデザート ! です。さぁ、一体なんでしょう ?


きくらげ入りブルーベリージュース。歯ごたえもあり、なんだか妙な感じ...(汗)。

2003/11/2

この日は一日中曇りでした。四万十川の流れはほとんど止まって見えるほど緩やかで、筏の上でまったりしたり、料理をしたり、漂流を楽しむには最高でした。しかし、世の中はそんなに甘くはなかった...。必死になって漕がなければ全く進まない ! この日は一日中必死になって漕いだが、予定の幕営地には辿り着けず。まぁ、漂流を楽しめたからよしとしよう。

筏の上で料理を楽しむ。船の上ではチーズフォンデュ、豆腐ステーキ、焼きリンゴ、焼きマシュマロ...を作りました。食当は斬新なメニューを考え、みんなはその料理をおいしく食べる。いずれのメニューもおいしかったです。Delicious !


チーズフォンデュ

この日は全然進まなかったが、早めに切り上げる。この日は最後辺りで小雨になったが、頑張って火をつけた。焚き火の側で談笑。


河原でワーク & まったり

2003/11/3

夜半小雨、明るくなっても断続的に雨の降る天気で、川下りには余り適さない状況でしたが、必死に漕いだり、まったりしたり、おいしいものを食べたりなど、天気に負けず筏下りを楽しみました。


生憎の雨でしたが、頑張りました。

この日も船上でワーク。川の流れはゆったりとしている上に、船の上という状況なので、楽しくできました。この日のメニューはクリームスパゲッティー、餅ピザ、バナナムニエル、チーズパイナップルピザでした。 食当の中島君は、合宿中、常に斬新なメニューをこれでもかと出してきて、メンバーはそのたびに驚きの声をあげました。餅ピザ、パイナップルピザなどは特においしかったです。


食当の中島君。(写真右)

合宿終了! 短かった2泊3日の筏下りももう終わりです。この筏を作るためにどれだけ頑張っただろうか。これから筏を解体することになるのか。はぁ...名残惜しい。(筏製作には数日かけたが、筏を解体するのに要した時間はわずかに2時間ほどでした。)

筏を解体し終わった後、時間が余ったので、合宿中に余った材料を全て使っておやつを作りました。さわやかな笑顔で腕をふるう芳田君。君はいったい何を作っておるのじゃ? なんだか黒々としたものが...。その謎の物体の正体とは...。


謎の物体はココア入りナン!でした。ホットケーキみたいでおいしかったですよ。

合宿終了後は中村市で打ち上げしました。「いなか」という料理屋さんですが、とてもおいしかったです。旬の料理 鮎の塩焼きはおいしかったなぁ。他の料理もおいしかった。また行きたいものです。


みんな楽しそうですね。お疲れ様でした。


付録:秋PW 活動記録

概要

地域:京都北部 雲取山・天ヶ森
期間:2003/11/23 〜 11/24
Party数:3Party (それぞれ別山域)

この時期、紅葉が綺麗なうえ気温がちょうどいいので、山登りには最適ですよね。今回の合宿からは現在2回生のメンバーが来年度Leaderになり、1回生は2回生になるための準備合宿です。そのため、合宿中は忙しいですが、山行も楽しめ、充実した合宿になったと思います。 それにしても初日は寒かったですね。この日は滋賀県北部に大雪が降った日でしたから、それもそのはず。でも雨は降らず、山頂からの景色は綺麗だったので良かったです。


雲取峠にて


天ヶ森 (通称: ナッチョ) 今合宿発の山頂だ


付録:クロスカントリーレース 活動記録

クロスカントリーレース

    日時: 2003年12月14日
    地域: 金剛山地

ルート(ダイヤモンドトレール)

六枚橋(男子スタート地点)〜二上山
二上山〜竹内峠(女子スタート地点)〜岩橋峠
岩橋峠〜大和葛城山
大和葛城山〜水越峠
水越峠〜金剛山
金剛山〜行者峠
行者峠〜紀見峠
紀見峠〜鱒池漁業組合(ゴール地点)

レースの記録

 13日は叡福寺に泊まって、翌14日4:30起床。男子と女子がそれぞれのスタート地点に向かい、6:00にスタートした。
 このクロカンレースでは、体力はもちろんだが、如何にコースを間違えずに走れるかということも順位を左右する大きな要素だ。
 男子は最初の中継点である二上山が一つのタイムの分かれ目となる。というのも中継所が雌岳にあるのか、それとも雄岳にあるのかが知らされていないためだ。結局今年は雌岳だったのだが、最初雌岳に行ったのに中継所を見落として雌岳→雄岳→雌岳と往復してタイムロスした人もいれば、一発で雌岳に行き波に乗った人もいた。
 金剛山でも道を間違える人が続出した。分岐を間違えて中継所に辿り着かぬまま金剛山を一周してしまい、ようやく中継所に行くと後続の走者が呑気におしるこを食べていたなんて・・・。また最後の最後、紀見峠からゴール地点までの道は狭くわかりづらいため、ここでも順位の入れ替りがあり、明暗が分かれた。

 さてクロカンレースは自分の力を振り絞って35キロに及ぶ山中を走破するのもいいが(レース後の温泉が格別に気持ちいい!)、じっくり山を楽しみながら歩くのもまた一つの手である。金剛山地は景色がとてもきれいで、うっすらと雪をまとった山々や奈良の街が見えたりもする。そして各中継所でOB,OGの方達が用意してくれる飲み物や食べ物をいただき、まったりする。
 走って、走って充実感を味わうも良し、山を楽しみながらゆったりするのも良し、自分の好きなように参加できるところがこのクロカンレースの魅力といえるだろう。

順位

 優勝は我らの主将で、5時間46分というタイムでした。お昼前には既に着いていたようです。2回生のトップは2位、1回生のトップは4位に入りました。また3位には45期OBの方が入りました。
水越峠〜金剛山の区間賞は46分というタイムで2回生が取りました。何でも、水越峠で小一時間休憩し、体力を蓄えてから走ったそうな・・・

最後に

 今年もクロカンレースはOB,OGの方々の多大なご協力により運営されました。
各中継所で世話をして下さったみなさま、ならびに走者への賞品をご提供して下さったみなさま、本当にどうもありがとうございました。


付録:追いコン 活動記録

2003/12/20 (吹雪)

毎年恒例となっている行事です。 昨年度お世話になったLeaderさんを迎え、お返しに贈り物などをしました。昨年度は6人で、総勢三十数名を率いていました。 1次会は後輩達のおごりでしたが、2次会はもちろん (!?) 先輩達のおごりです。 一人の先輩に後輩が十数人ついてまわることもしばしばで、飲み会・廻らないお寿司・カラオケなどむしろこちらのほうが高くつくのではという気がします。 大人数になることをおそれる先輩は真っ先に逃げ出そうとするのですが、後輩も負けておらず、逃げ出す前に羽交い締めにする始末。また、こっそりと身を潜め、みんなが去った後でおいしい寿司を食べに行くという人たちも毎年居るようです。来年もおいしいものごちそうして下さいね !


追いコン 御覧の通り、今では巨大な組織となっています。

付録:奄美大島春合宿 活動記録

合宿概要

期間:   2004年3月2日 〜 2004年3月11日
参加人数: 12人
地域:   鹿児島県奄美大島

奄美大島とは?

鹿児島県に属する奄美大島は、九州と沖縄本島のちょうど真ん中くらいに位置する奄美諸島の中核である。それゆえ、九州でもない、沖縄でもない、奄美独特の文化や生態系が存在する。
全国的に良く知られているのは、大島紬・さとうきびの生産・ヒカゲヘゴなどの亜熱帯植物である。

3月2日(火)

14:00大阪駅中央コンコース集合。OBやクロカンパーティーの人達に見送られて、いよいよ出発。ケーキ・みかん・黄粉もち等々、たくさんの差し入れもいただいた。

南港フェリーターミナルに着くと、いきなりハプニング発生!バスを間違え、違う乗り場に行ってしまったのだ。慌ててまた戻って、どうにか予定の17:45発、那覇行きのフェリーに乗ることができた。

3月3日(水)

日中はフェリー内で過ごした。フェリーは夏合宿で北海道に行った時のフェリーと較べると小さめで、映画館やトレーニングジム(や雀荘)がなかったので、やや退屈だった。

そして夜21:00、ついに奄美大島の名瀬に到着。が、小雨で気温も高くなく、少しがっかりした。この日は“すみ旅館”という宿に泊まった。

3月4日(木)

いよいよ合宿開始。のはずだったが、体調不良者が出て“すみ旅館”で停滞することとなった。

他の人達は名瀬を周った。昼飯は奄美名物“鶏飯”。鶏肉の入った炊き込みご飯のようなものを想像していたが、実際はお茶漬けのようにご飯と具に鶏のだしを注いだもので、あっさりしていておいしかった。

他の人達といっても、果敢なK君は一人で“あやまる岬”まで自転車で行き、リーダーを吃驚させていた。

夕飯は「学生さん二割引!ご飯おかわり自由!」という看板に惹かれて、すみ旅館の裏手にある“○門食堂”に数人で行った。筆者を含む先頭グループは、看板通り、安くお腹いっぱい食べて、ジュースまでついてくるという持て成しだった。ところが、それを聞いて行った第二集団は、店のおばちゃんに「君ら大学生?サービスは高校生までです」と言われ、通常の値段で、おかわりも断られたらしい。

三番手の三回生、Nさんはそれらを踏まえて、「あなた大学生?」「いや、高三っす」とはったりを言ってサービスしてもらったらしい。その後、しばらく実年齢と見た目の年齢について論争が起こった。

3月5日(金)

一日遅れで合宿の行程がスタートした。朝戸までバスで移動して、そこから金作原原生林へと向かった。金作原原生林は期待していたほど大きくなかったが、ヒカゲヘゴをはじめとする数々の熱帯植物が生えていて、本州とは異なる植生を観察することができた。

この日のサイト地、大浜海浜公園は写真で見るようなエメラルドグリーンの海で、とても美しかった。

3月6日(土)

朝、大浜海浜公園を出発しようとすると、潮が満ちていて、来る時は何の問題もなく通れた橋に波しぶきがかかっていた。タイミングを計りながら通り抜けたが、目測を誤った者はびしょ濡れになってしまった。

この日はマテリアの滝を通って、フォレストポリスという整備されたキャンプ場へ向かった。マテリアの滝は、そんなに大きな滝ではなかったけれども、意外に迫力のある滝だった。キャンプ場管理人のおじさんは、我々に気を使ってくれて優しい人だった。食後のO君力作のプリンがおいしかった。

3月7日(日)

フォレストポリスを発ち、奄美最高峰の湯湾岳へ。この日は雨が降り、気温も低くて、とても奄美にいるとは思えなかった。後に、この日は全国的に寒く、本州では真冬の気温だったことを知った。それに較べると奄美はやはり暖かかったようだが、それを知らなかった我々はかなりテンションが下がった。そのテンションは湯湾岳のピークに着いて、さらに下がった。コースリーダーのD輔の「ア痛タタタァ」という声と共に現れたのは、景色も何も望めない薮。ただそこには、奄美最高峰であることを示す三角点があるだけであった…。

その後、湯湾岳を下ったが、途中の湯湾岳公園ではピークよりも良い景色が望めた。この日はさらにバスで古仁屋まで移動して、公民館の庭でサイトした。

3月8日(月)

休養日。ヤドリ浜に行ったり、銭湯に入ったり、また体調の悪い人は病院に行っていた。釣りをした人達は針千本をたくさん釣っていた。

3月9日(火)

古仁屋から高知山への行程。古仁屋の郵便局の方に南国特産の“たんかん”という柑橘類を大量にいただいた。突然の差し入れに、大阪などでは有り得ないことだなあと思いながら、おいしく食べた。

高知山展望台付近では、地元の中学生がウロチョロしていた。展望台から見た、夕陽と海と奄美諸島の風景には、しばし見蕩れた。また夜になってからの星も、都会とは比較にならない数で綺麗だった。

3月10日(水)

体調が回復しない二人の間に挟まれて寝ていたNさんがダウンした。そのため、NさんとS.L以外でマングローブパークに行った。

3月11日(木)

Nさんに続いて、二人に挟まれて寝ていた筆者もついに体調を崩した。さらに同じテントのS.Lも熱を出し、まさに風邪がテント内で蔓延した。

しかしこの日のカヌーツアーは、それを忘れさせてくれるくらいおもしろかった。奄美のマングローブは西表島に次ぐ規模を誇り、メヒルギ・オヒルギなどが創り出すその様子は、違う世界への入り口のようであった。そこに生息する生物も変わっていて、青色の体をしたカニは所謂“カニ歩き”をせず前後に歩き、土にもぐる時はドリルのように体をねじっていた。

こうして、最後に大満足のカヌーを体験して、合宿の行程を終了した。
夜は一週間ぶりにすみ旅館に戻った。宿のおばさんが「おかえり」と言ってくれて、我々も何だかホッとした。
打ち上げは“○門食堂”、ではなく近くの炉端焼きの店で、全員参加することができた。奄美だけでしか作れないという黒糖焼酎は、飲みやすい焼酎だった。

最後に

今回の合宿は体調不良者が続出し、また前半は天気にも恵まれず、当初の計画通りには活動できなかったが、後半は天気も回復し、南国ならではの雰囲気を感じることができた。

アフターは、南国の続きを味わうべく沖縄に行ったメンバーや、鹿児島から大阪までの温泉&食べ物ツアーをするメンバーなどがいて、旧人前の余暇を楽しんだ。

夕食一覧

  3月5日 3月6日 3月7日
メニュー キムチ鍋 ベーコンのトマトソース煮込み 野菜カレー
メモ 大阪から持っていたゴーヤは見事に腐っていた 高い国産牛しかなく、ベーコンに変更された かぼちゃ、ホウレン草、トマトなど野菜たっぷり
評価
  3月8日 3月9日 3月10日
メニュー 各自 肉豆腐 酸辣湯
(サン・ラー・タン)
メモ すき焼き風鍋 字の如く、酸っぱくて辛いトマト料理
評価 賛否両論