2023年度 一次予備合宿 金剛山・大和葛城山

6/10、6/11の2日間で一次予備合宿に行ってきました。

行先は、大阪府と奈良県の県境に位置する金剛山と大和葛城山です。

今回は、昨年度同様、JR和歌山線の北宇智駅からスタートしました。蒸し暑い中、キャンプ地・ちはや園地まで登り切りました。

2日目は、小雨の中を大和葛城山へ向かいます。途中、水越峠からの登りは大変きつく、励ましあいながら一歩一歩頑張りました。山頂からの景色は何だか霞んでいましたが、登り切った快感にしばし浸りました。

 

今回の合宿では、多くの課題が見つかりました。夏へ向けて心も体も鍛えていきたいと思います。

2023年度 新歓合宿

5月21日、22日の2日間で、新歓合宿に行ってきました!

新歓合宿を泊りで行えたのは久しぶりのこと…

  

1日目はイン谷口から北比良峠・広谷を通り暮雪山荘で一泊。2日目は武奈ヶ岳に登った後、スキー場跡を八雲ヶ原に向けて下り、そこからは行きと同じ道を下りました。

多少の増水はありましたが、天気が崩れることもなく穏やかな山行となりました。武奈ヶ岳山頂が曇っていたのは残念でしたが、また登る機会はたくさんあるでしょう!

 

新しく入ってきてくれた68期は皆元気そうで安心しました。既に同期で仲良くなっているようで、コロナの影響が濃かった世代からすると少し羨ましく感じられます。(え?コロナのせいにしてはいけない?)

ぜひこれからワンゲルを楽しんでいってほしいな~と思います。

2022年度 春合宿 南紀チャリ(前半組)

春合宿の活動として、和歌山の白浜・串本へとサイクリングに行きました!今回は参加者が多く、前半組、後半組に分けての活動となりました。この記事では、前半組の活動についていろいろ書いていきます。

 

前半組は3月11日、12日の二日間に渡って、サイクリングを行いました。

一日目、白浜で自転車をレンタルし、さっそく串本町へ電車で向かいました。白浜の海は青い海と白い砂浜の対比が映えていて、私がこれまでに見た海の景色の中で一番きれいでした!

また、近くに海中展望塔というところがあり、そこで和歌山のきれいな海やさまざまな魚たちの姿を水中からも楽しむことができました(写真は少し濁ってしまっていますが、実際はもっときれいでした)。

 

 

魚を見ると魚が食べたくなるのは人の性なのでしょうか、お昼にはとれとれ市場で新鮮な魚介類を堪能しました。個人的にお寿司では穴子が好きなのですが、ここの穴子寿司はいままで食べた中で一番おいしかったです。市場内は土曜日だったということもあり、人がとても多かったです。あいにく滞在時間が短かったため、またじっくり見に行きたいな~と思いました。

 

串本駅から、和歌山南部の海岸線を自転車で走り、一日目の行程は終了しました。距離が短く、高低差も少なかったため、快適にサイクリングを楽しむことができました。本州最南端の土地から見える雄大な水平線の景色や潮岬の夕日は忘れられません…

 

 

夕食には「料理 萬口」さんで、カツオ茶漬けというものを食べました。カツオとお茶漬けの相性はとてもよく、あっという間に平らげてしまいました。カツオの煮つけが優しい味で、すごく美味しかったです。

 

その後、「ゲストハウス ブランシェ」さんで一泊しました。宿の方々は気さくな方で、とてもいい時間を過ごすことができました。

 

二日目は、早朝から出発し、橋杭岩という場所に朝日を見に行きました。ですが、あいにく出てきた朝日は雲で少し隠れてしまっていました…

下の写真はその時に、かっこいい写真撮りたいな~って思って撮った写真です。個人的に朝日と自転車と橋杭岩が合わさって、めちゃめちゃいい写真になったと思っています。Twitterの方にも使おうかな…笑

 

朝日を見た後は、海岸線に沿って北上しつつ、白浜を目指しました。上り下りが多く、「白浜まで何km」と書かれた看板を心頼りにしながら進んでいましたが、天気も良く、潮風を感じながらのサイクリングは気持ちのいいもので、それほど疲れるなどといったことはなく、どんどん進んでいくことができました。

 

  1. また、三段壁や千畳敷など海岸の特殊な地形も見ることができました。広い海とこういった岩壁の景色は壮大でとても圧倒されました。「どうやってこんな地形ができるんだろう?」と思っていたら、後半組のブログに書いていてくれてましたね笑。ぜひそちらもご覧ください!

 

お昼過ぎには白浜に到着!フィッシャーマンズ・ワーフ白浜という所の「フィッシュマーケット」さんで、昼食に海鮮丼を食べ、解散となりました。海鮮丼は一つ一つのお刺身が大きく、間違いなくお値段以上の価値がありました。

よくよく考えると、二日間で魚介類を3回も食べたのは初めてでした笑。いくら食べても海鮮はおいしくて飽きません。

 

私はこの合宿が人生初のサイクリングで、最初は体力的にしんどそう…と思っていたのですが、きれいな景色を見たり、風を直接肌で感じたりなど、新鮮な経験をすることができ、非常に楽しかったです(大量に飛散していた花粉を除いて)。いつか自分の自転車が欲しい…もっといろんなところを自転車で走りたい…と思いながら、帰りの電車に乗っていました。

 

 

 

2022年度 春合宿 南紀チャリ(後半組)

今年の春合宿は和歌山県南部にサイクリングをしに行きました。(春合宿は有志での企画のため他にも数個あります。)

人数が多くなったため1party(3/11~3/12)、2party(3/16~3/17)と分けての企画です。今回は後半組の新二回生のMが執筆しています。

なお、サイクリング初心者もいるため、事前にチャリ予備という錬成企画もこなしております。こちらは阪大豊中キャンパスから妙見山までを周回するコースで予想以上にいい運動となりました(笑)

和歌山県南部、串本からすさみ町を経由して白浜までのサイクリングですので標高差はチャリ予備ほどないと予期して始まった初日、快晴で心地よい風が吹いていました。

チャリを白浜で借りたのが11時頃、とれとれ市場さんで豪勢な昼ご飯をいただきます。みんなで割り勘したので、夢のある食事でした、ええですね。

和歌山の鮪おいしすぎ‼ あら汁もしっかりしたお出汁を感じてお値打ち以上のおいしさでした。

その後、白浜駅から串本駅へはサイクルトレインといって、電車にそのまま自転車を持ち込ませていただきました。(阪和線などでは解体してから乗り込まないといけないのです。きのくに線様に感謝申し上げます。)

吉野熊野国立公園地域にあり、国の名勝天然記念物に指定されている、橋杭岩です。串本駅から出発してすぐにあります。

「大昔、地中の割れ目にマグマが沸き上がって固まった後、その場所ごと地表に押しあがり、風雨にさらされた周囲の岩が崩れて、固まったマグマがむき出しになった」ということでした。

要するに、風化・浸食の影響でマグマ部分の火成岩だけが残ったんですね。横に並んだ橋杭岩は海岸線を雄大に見せてくれました。

 

本州最南端の潮岬に着くと、「本州最南端のポスト」や「本州最南端の灰皿」などがありました。ただし、本当に最南端だと思われる岩場の部分は危ないので立ち入りはしませんでした。

ちょっぴり悔しいですけど、そこに佇む私たちは間違いなく、本州最南端にいる人間であったことでしょう。ゆっくりと時間が過ぎ、いい体験でした、

初日に宿泊するのは、「ゲストハウスブランシェ」さんです。一軒家の一室をお借りするような形で、とても掃除が行き届いており快適に過ごしました。

フランス語でblancは白を意味しますが、brancheeとは何を意図しているのでしょうか。聞きそびれてしまいました。辞書によると「枝、止まり木」「支流」などのような意味でしょうか、いずれにしても素敵なお名前ですね。

夕飯は串本まで戻り、めん処「海布」(かいふ)さんでお食事します。出汁のきいたおでんをいただき、おでんのおいしさの最果てを見た気がしました。

大根嫌いの私がおいしくいただける、だいこんのおでんって何なんですかね?(歓喜のコメント)

他にも他人丼をいただきました。和歌山の定食屋さんには他人丼がよくラインナップされていましたが、この傾向は大阪ではあまりないかもしれないですね。

すべてがおいしかったです。地元の方に愛されているわけが分かります。和歌山へ来る際にはまた寄らせてください。

宿に帰ります。二日目は悪天候が予想されていました。明日の行程は順延するだろうと、部屋ではWBCのイタリア戦がやっていたのでぎりぎりまで見ていました。

いい試合でした。終わってみれば日本の圧勝でしたが、特に前半は興奮させてくれる内容の好ゲームだったと振り返ります。決勝戦ではあまり投げなかった印象ですが、先発大谷の縦に落ちるスライダーが冴えていました。すっかりまったりしてしまい、お恥ずかしいためこの間の写真は非公開です。(笑)

 

二日目が始まると、どうやら予期していたよりも雨がましで、再び橋杭岩まで行きます。お目当ての日の出はその大半を雲に隠されましたが、立ち去ろうかというときにちょこっと顔を見せてくれます。

太陽の木漏れ日とは、木の間を這うように出てくる陽光を言いますが、これは雲漏れ日(くもれび)とでも言いましょうか。光芒というには光量が足りないでしょうね。これはこれで感慨深い情景を味わうことができ、私たちの朝早い旅立ちを後押ししてくれました。

それからというもの、和歌山海岸沿いを走る国道42号をひたすら北上しました。これがとても良い道で、終始車が少ないですしサイクリングロードの標識もしっかりしていました。また、登りのち下りというパターンが確立されており、心穏やかにサイクリングを楽しむことができました。(妙見山でのチャリ予備は登りに次ぐ登りといった感じでした。)

曇りのため若干の波高がありましたが、海岸沿いの景色を満喫できたのではないでしょうか。ずっと地平線が横たわっているのを見ると列島の端点にいるんだということを実感できます。

途中「道の駅 椿はなの湯」さんで足湯につかり、癒されます。お食事処も利用を考えていたのですが、営業していませんでした。

しかし、というよりそのために、その後いい出会いがありました。「ふくろ食堂」さんで、こちらも地元の方に愛されている食堂です。

ボリューミーで味付けよし、値段もよしと一同大満足です。私の食べた「野菜炒め定食」(写真奥)ですが、これは町中華のレベルを超えていましたね、ええ。

この後もサイクルを続け、道中サルの群れを山岳地帯で、イエネコの群れを港周辺で見ました。案の定すばしっこくてうまく撮影することができませんでした。

帰りには名勝の千畳敷へ寄りました。「瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった白く柔らかい岩は第3紀層の砂岩からなる大岩盤で、打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています。」とのことで、自然の織り成す雄大なパノラマを眼前にして、気持ちの面で旅の締めくくりができました。

さて、このように密度の濃い春合宿ができたのは、この地和歌山だからこそだと思います。名勝がところどころにありますし、展望の良い休憩場所も適度にありサイクリストの身も心も充足させてくれました。もし来年度にもチャリ合宿が行われるなら、新たにできる後輩ともぜひ来たいものですね‼

 

 

2022年度 冬PW 武奈ヶ岳

2023年初の更新です。遅くなりましたが、開けましておめでとうございます!

今年度の冬PWは、例年通り武奈ヶ岳に登ってきました!去年はコロナウイルスの影響で日帰りとなってしまいましたが、今回は無事1泊2日の合宿を行なうことが出来ました!

イン谷口からのスタートです。麓の駐車場には既に積雪が!最高の雪景色への期待を膨らませ、山行を開始しました。

雪山登山は未経験者も多く、不安も抱えながらのスタート。しかし、久しぶりに見る雪景色に感動して徐々に不安も吹き飛んでいきました!

晴天のおかげで、山行は超順調!

北比良峠からの眺めは相変わらずです。開けていて見通しが良く、琵琶湖を一望することも出来ます。テンションが上がり、一部ではちょっとした雪合戦も勃発。皆元気です!

標高が上がるほど雪が深くなり、膝まで埋まってしまうことも・・・北比良峠からはワカンを使用して進みました。トレースのある道がほとんどでしたが、トレースから外れて歩くことも時々。真っ新な雪面に足跡をつけるのは、幾つになっても楽しいですよね^^

宿泊したのは、比良山系の合宿では毎回お馴染みの暮雪山荘です。木々はすっかり落葉し、周囲には雪が深く積もっていました。春~秋の景色とは大違いで新鮮でした。

小屋内は極寒を覚悟していましたが、ストーブと毛布のおかげで意外に暖かく、寒さに苦しむことはありませんでした。

夕食後は、OBさん方から過去の活動についてお聞きすることが出来ました。里合宿や海外遠征の話の他に、大学の封鎖など耳を疑うような話も・・・興味深かったです!

二日目は武奈ヶ岳山頂を目指して出発しました。

道中には2mを越える雪庇が!自然にこんなものが出来るなんて、原理が分かっていても不思議ですよね。

スコップで階段を作って登ります。

急登を越え、とうとう武奈ヶ岳山頂へ到着!

山頂からの景色はもう最高です!景色の雄大さは言うまでもありませんが、雪の白色と快晴が相まって、明るく美しい世界を見ることが出来ました。遠くに見える雲海も綺麗でした!ただ、風が非常に強く寒かったです。

その後は、尻滑りを体験しつつ下山してスタート地点に戻り合宿終了です。終始天候に恵まれ、非常に快適な山行でした。OBさんには、これが通常の雪山登山だと思い込んでいるといつかがっかりするとご忠告いただきました。肝に銘じておきます!

事故も怪我もなく、無事合宿を終えることが出来ました。活動を支えて下さったOBさんの方々、本当にありがとうございました!

投稿日時:2023-02-25 21:59:36
カテゴリ:冬PW合宿
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